できない自分 受け入れて

2016年の相模原殺傷事件から7年たちました。私は19歳の時に発病し、障害者として生きることになりました。病気になったことで私は救われました。

「できない自分」「世の中の普通ではない自分」を受け入れる試練を与えられました。
優生思想とか難しいことはわかりません。

ただ私は子どもを「命」を産み出した母親として、殺されていい理由がある「命」はないと思います。

コロナや災害、紛争なので毎日のように「今日は◯人死亡」など一人一人の命がそんな簡単なひとことや数字で表現されます。それを平気で聞ける感覚になったことが切ないです。
多くの日本人は育つ過程で人と競争し、数字で評価さます。
「頑張ってできること」が素晴らしいとされてきました。そのせいで生きづらさを抱えている人がたくさんいます。
素直に「しんどい、助けて」と言えることが子育てには必要だと感じます。
そして子ども達には
「できること」
「頑張らないといけない」
という感覚を植え付けたくないです。
「できない自分」
もありのまま受け入れて
本当の自己肯定感を持ってほしいと思います。

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