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[韓国旅行] ノービザって言うけど、本当はビザが必要って話。

限定的に8月はノービザで渡韓できるって話、結論から言うと、半分嘘で半分本当。

大学の夏休みを使ってソウルに行ってきた私たち。渡航目的は留学やワーホリではなく、観光だったため、当初の予定では観光ビザが必要でした。ビザを取るってこんなに大変なのか〜てことを痛感した夏。終わってしまえば笑い話、これも一つの思い出。てなわけで、観光目的のビザの仕組みってどうなってるのか実体験をもとに書いていこうと思います。あくまで、私たちが渡航した8月下旬の話であり、ビザの申請は自力で行ったので、多少前後関係やビザの申請期間には個人差があることを踏まえつつ、ゆる〜く読んでください〜。

元々、日本のパスポートは最強って言われてるように、日本国籍者が海外に観光目的で渡航する場合、ビザの申請ってほとんどの場合いらないんです。

韓国の場合、従来ビザが不要だったものの、コロナの影響で外国国籍者の入国が厳重化し、観光ビザが必要になりました。結論から言うと、私たちは8月に渡航したため、観光ビザは必要ありませんでした。8月3日に韓国政府がソウルフェスタの実施期間である8月のみ限定的に、観光ビザの申請なしに海外渡航者を受け入れると発表したため。その代わり、KETAという電子ビザの申請が必要という内容。

観光ビザとKETAの何が違うのか。これは圧倒的に申請期間と手間が違います。観光ビザは本当に運次第。本当に。手順は、➀大使館の訪問予約をとる ➁大使館にビザの申請に行く ③ビザが出るまで待つ。文字に起こすと、簡単じゃん!って思ってしまうのが怖いところ。まず、大使館の予約を取る日が決まっていて、その日の一時間前にHPに入ろうとしても一万人以上が画面で待機している状態。10時間待って漸くHPに入れたと思ったら、東京大使館は予約いっぱい。運よく横浜領事館で予約が取れたものの、都民は管轄外とのことで、1回目のビザ申請は失敗でした。ビザ申請は情報戦なので、事前に調べておくべきだった!ということは、一人暮らしで住民票が地元にある場合、住民票のある地域の領事館まで行くか、あるいは住民票を今住んでいる地域に移す必要があるってこと。

次の大使館予約ができる日が8/4だったため、今回で予約が取れなかったらビザ申請から降りるまで約2週間かかると言われているので、渡航が危うい、本当に崖っぷちに立ってる気分。

そして、8/3の夜、8月に韓国に入国する観光客は観光ビザが必要ないというニュースが発表され、結果的にKETAの申請のみで入国できるようになったのです。本当に運が良かった…!!

KETAこれもまた複雑なシステムですが、観光ビザで悪戦苦闘した私たちにとっては序の口。韓国語と英語が選択できるのですが、なぜがグーグル自動翻訳ができるのは韓国語のみ。途中から翻訳が機能しなくて、全部韓国語になったり画面が固まったりして、英語で申請することに。そしたらうまく申請できて、無事に二時間後に審査完了のメールが届き一安心。一緒に渡航した友達は韓国語を日本語自動翻訳して申請していたため、ビザの用紙の性別欄のF(Female)が直訳?されて、ひらがなで「ふ」と書いてあって謎すぎる笑。手続きこんなに大変なのに、性別「ふ」でビザ降りてしまう世界線どこか腑に落ちないけど、とりあえず無事にKETAが降りて出国できたのです。ちなみにKETAは申請から2年間有効。

ということは、今のところ9月以降渡航する人は観光ビザの申請が必要なので…。今KETAを持っていても、9月以降渡韓する場合は、またあの複雑な観光ビザの手続きが必要ってわけ。

ちなみに、KETAはその日のレートによって違いますが、大体1000円前後。ウォンでも円でも決済できるのはありがたいシステム!

今まで通りパスポート一冊で海外に行けることって本当に素晴らしいことだと実感した旅。そんな日が一日でも早く来ますように!つづく。



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