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「独創的」であること~松田聖子・ビートルズ
松本隆 風街ラヂオ#14より
ゲストの中川翔子さんと、松田聖子さんの話題に。
松本隆さんとのコンビでヒット曲を連発させ、多忙を極めていた当時、聖子さんのメロディーの覚え方が凄い。
中川「しっかり色だったり、湿度とか風の匂いとか浮き立たせておいて、さらに想像の余地めちゃくちゃくれてるっていう、(聖子さんの)天才の技巧が・・・。聖子さんも多忙の中、多分一発録りというか・・・」
松本「一発録りというか、カラオケが全部できてる状態で、歌だけ入れるでしょ。だいたい彼女は一回練習するのね。それだけで覚えちゃう。旋律を覚えちゃって。詞はA4の紙に書いてあるわけ。それにいっぱい記号を書いていくの。本人しか分からない。メロディーが上にあがってるとか。だから、矢印」
つまり、松田聖子独自の「楽譜」を、詞が書かれた紙に追記していたと、、
彼女にしか成しえない術で、作品を生み出していた訳ですね。
あと、ビートルズ「A Hard Day's Night」、イントロの「ジャーン」という音は、第三者には再現できないとされてたようですが、イギリスの大学教授が、数学や物理学を用いて、ようやく解明した、ということもあります。
属人的な方法というのは、通常のビジネスにおいては、避けられるべきものですが、「芸」という領域においては、簡単に他人にマネできるようなものであってはつまらない、とつくづく思います。
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