不安な気持ちと、どう向き合うか〜昼の空き時間〜




皆さん、こんにちは。



 早速、本題ですが、


 日本人は、不安を感じ易いです、地震も多ければ、台風も多い、

 そう、闘争-逃走反応が働きやすいのです。



 では、どうすれば良いのか、それは、


 まず、

 「思考は、事実ではない」ことを、しっかりと、自認してください、



 そして、事前に、準備をすれば、

 95%の不安は防げます、これを出発点として、お話させて頂きます。


 不安と距離を取る方法は、2つあります、それは、


 1.マインドフルネス
 2.思考を、客観視する


です、1は、割愛します。


 2の、思考を客観視する、これは、発想を変えるのです、

例えば、


 ❶「新しい職場で、自分は笑いものになる」と考えるのではなく、


 ❷「新しい職場で、笑いものになると考えている、この思考が、不安をもたらしている」と言うことに、気付くのです、


 つまり、

 それを自分ごと、としてではなく、一つの事例として、捉えるのです。

 これは、監視カメラで、自分を見ている状況に近いです。


 そうすることにより、如何に先入観に囚われていたか、自覚できます。


 メタ認知と言うものです。




 そして、❷を紙に書いてください、




 そうすることにより、俯瞰的な視点で、

 情報を整理して、新たな目線で物事を考えることができるようになります。 


 ここから、具体的な思考プランを挙げていきます。

1.最悪のシナリオが唯一の未来ではないと認識する(破局的思考)



2.私たちは限られた情報で物事を判断していると自覚する(個人化思考)



3.人間はマイナスの情報に、囚われてしまうことを自認する(メンタルフィルター)


4.人間は一つの経験則で物事を決めてしまうことを自認する(過度の一般化)


 一番簡単な、4のみ説明させて、頂くと、

 例えば、

 一度、仕事でミスをして、また、やったらミスを繰り返してしまうとか、


 過去に、振られたから、告白しても無理だ、など、人間の思考はとても歪にできています。


そして、

 IQやEQ(心の知能指数)が高い人は、

 発想や解釈を柔軟にし、物事に挑戦することができます、皆も意識してみてください。


 以上です。


精神科医ましろ

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