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内田康夫作品 「鐘」

内田先生の作品は本当わくわくする描写から始まります
「浅見光彦シリーズ」と聞くと、テレビで映像化されているので、ご存知の方も多いと思います
私のおすすめは題名のとおり「鐘」です
あともう一つ、「斎王の葬列」という2冊です
本当はすべてがおすすめですと言いたいほどですが、
数ある中でこの2冊は、読書が好きだという方には差し上げるほど洗練された人間関係と殺人事件が絡んできます
 
この「鐘」と聞くと私は大の横溝正史先生のファンなので
すぐに「獄門島」がでてきます 市川崑監督で映画化もされましたまた、市川崑監督の映画については書きたいと思います

長くなりましたが「鐘」
最初に書いておきますが、ネタバレはありません
 簡単にあらすじ
浅見家の菩提寺で夜中に鐘が鳴り渡る
翌日、その鐘から血が滴っていたと住職から知らされる
その後、顔に鐘の紋様後がついた男が殺される
唯一残された電車の切符から事件の深層を追う

ページ数は501ページですが、テンポの良さ、展開の良さがすばらしくあっと言う間に読破しました
後半、アクロバティック終焉を迎えます
ぜひ読んで感想を教えて頂きたい
本の表紙は角川がお気に入りです



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