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エリオット波動 |【テクニカル分析】
今回はダウ理論の把握をより強固なものにするエリオット波動について
お伝えさせていただきます。
■ エリオット波動とは
エリオット波動はチャート理論の一つ
エリオット波動はアメリカの会計士であるラルフ・ネルソン・エリオットが確立した相場分析の理論です。元々は株式市場の分析から生まれ、世界恐慌やブラックマンデーを的中させたことでも注目を集めました。現在では為替市場の分析にも活用されています。
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■ エリオット波動理論
エリオット波動の理論は、一言で表すと
「相場波動は5つの上昇波と3つの下降波を基本としてひとつの周期が成り立っている」とする考え方です。
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ここからは推進波(上昇波)・調整波(下降波)ごとに解説していきます!
◆上昇5波(推進波)
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◇ 第1波
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前からなるトレンドから下降をしてきて、そろそろ転換するだろうとトレーダーたちが買いを入れてくるポイント。
『頭と尻尾はくれてやれ』という投資家の名言がありますが、この第1波を見つけるのは至難の業です。
この後説明するエクステンションの場合もありますしダマし似合う確率も高いため初心者のエントリーにはおすすめしません。
なのでチャートをみて第1波になるのかなーくらいに思っておくくらいで大丈夫です。
◇ 第2波
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第1波の調整下落で第1波の始まり値を下に割ることはない範囲で下がっていきます。
第1波にフィボナッチリトレースメントを上から下へ引き、61.8、50、38.2あたりまで下げるとそこからエントリーを狙い安くなりますのでそこまで下がれば第3派を狙いに行きましょう!
狙いを定める波になりますね。 1波の始まり値をわってくるようであればいったん仕切り直しましょう。
◇ 第3波
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一番よく伸びるとされておりトレーダーたちが一番取りたい部分です。
1波からエントリーを仕掛けている凄腕トレーダーたちが買い増しを入れてきたり1波、2派を虎視眈々待っていたトレーダーたちが一気にエントリーを入れてくる場所です。
そのためボラティリティがはげしくなり波形が伸びていきます。
ここでエントリーをする際にはどこまで伸びるのかを予想しながら利益を確定させていきましょう。
◇ 第4波
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第3波に対する調整の下落。
まだ上昇を狙うトレーダーと利確、損切等が増えてきて複雑なチャートになりやすいここでのエントリーは避けたいところですね。
第四波と確認した場合は第5波に狙いを定めて行きましょう。
含み益ポジションを持っているときは半値利確をしていってもいいでしょう!
◇ 第5波
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第3波以上のチャートの伸びは期待しにくい波なので欲張らずに行きたいところ。
そろそろ利確するトレーダーも多くなり、上昇の勢いが衰えてくるので欲張った新規エントリーはしないようにしましょう。
第3波の高値を更新したからと言ってエントリーをしてしまうとすぐに下降の調整波が始まってしまったら高値つかみをしてしまいかねません。
エクステンションをして第三波より第5波が伸びるケースもありますが、利益を逃すよりも高値つかみをして塩漬けお祈りトレードをした後に証拠金をすべてぶっ飛ばすよりマシなので注意しましょう。
どうしてもエントリーしたい場合は第3波高値を更新し、しっかりとローリバで押し目を作るのを確認してからエントリしたほうがいいでしょう。
◆下降3波(調整波)
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◇ 第1波(A波)
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上昇5波の調整下落にしか見えてこないのでA波として認識するのは難しい
ため見送りましょう。
上昇の4波の底を目標に下降していくことも多い。
第5波の起点となった押し安値をブレイクして、戻り高値をつけにいったら下降の3波を狙いに行きましょう。
◇ 第2波(B波)
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A波を下降ととらえていないトレーダーが買いポジションを入れる動きにより上昇してくる動き。
ダブルトップになったりもする可能性があったりそのまますんなりと第三波に移行したりとポジションをとるタイミングを判断するのが難しい場面です。
◇ 第3波(C波)
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上昇5波の最高値を更新せず、第五波の押し安値を割ってくるまでダウは上昇で継続と見られますが、下降のA波の安値を更新していくと一気に伸びていくことも多いので狙うのもありですね。
■ エリオット波動のの原則条件
エリオット波動とみなすには3つの条件があります。
① 第2波は第1波の起点を割らない
② 1・3・5の波で第3波が一番短くなることはない
③ 第4波は第1波の高値を割らない
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エリオット波動には上記の3原則があります。
これらの原則を満たしているときにはエリオット波動が成立する可能性があるため、注目しておきましょう。
※ただし原則を満たしていたとしても必ずエリオット波動が成立するとは限らないため、注意が必要です。
■ エリオット波動の形を見つけよう
チャートからエリオット波動を見つけるには下記の3つも学んでおいたほうが見つけやすくなります。
下記の3つは別記事にて詳しく解説しています!
・ダウ理論
![](https://assets.st-note.com/img/1680849516239-G9eRDTKN4F.png)
・フィボナッチリトレースメント
![](https://assets.st-note.com/img/1680849546634-x4m4wzFDtq.png)
・フラクタル構造
![](https://assets.st-note.com/img/1680849584537-msMYcGnUBR.png)
■ エクステンション(継続)
エリオット波動は推進派5波と調整波3波からなりますが、
エクステンションと言って延長をすることもあります。
エクステンションで1波、3波、5波のどれかもしくは複数が延長される
パターンがあるので固定概念に囚われずいろんな角度から観察しましょう。
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一気にエリオット波動がわからなくなります。
■ エリオット波動は環境認識で使おう
・フラクタル構造 大きな波と小さな波が重なるとき
特に第三波だけを注意して狙っていくだけでもトレードしやすいと思います。
ダウ理論でトレンドの方向性を見つけ、フィボナッチリトレースメントは戻りや押しを見つけるのに相性がいいので積極的に使っていきましょう。
ここ重要ポイントです。
先ほど説明した上昇の2波と4波でフィボナッチの数字で止まることが多いです。
61.8、50、38.2
さらにN値は等倍上がる傾向にあるので、61.8で反発した場合は161.8まで伸びることが多い。38.2の場合は138.2まで伸びることが多いので私はそのように狙っています。
ちなみにN値についてはコミュニティ内で動画で解説しております。
参加はこの記事の最下部から参加可能です!
フラクタル構造では大きな波と小さな波が重なるときを狙う!
エリオット波動の中にエリオット波動を見つけるとより信頼度が上がります。
イメージは大きな波と小さな波が同じ方向を向いたときに順張りでエントリーするイメージです。
上位足でのエリオット波動を見つけることができればエントリーチャンスも非常に多く出てきますので過去チャート等も見返して見つける練習をしましょう。
■ まとめ
エリオット波動の要点をまとめると
① 第2波は第1波の起点を割らない
② 1・3・5の波で第3波が一番短くなることはない
③ 第4波は第1波の高値を割らない
まずはこれを認識し、
![](https://assets.st-note.com/img/1680849696822-tkejbo0tgt.png?width=800)
を理解して手法にとりいれていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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