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書を捨てよ旅に出よう、今日も今日とて脳内大爆発!

書を捨てよ旅に出よう!
とは、昭和を生きた劇作家、小説家、作家の寺山修司の言ですが、まさしく今、その境遇の身となった自分がいることんにワクワク・ゾクゾクしています。

ホアヒンから9号線を北上し、巨大なタイ湾?を越えてゆくルートは今回、最大の山場だと思っていましたが、やはりというかまんまとやられました。

タイには高速道路が無くて良いな〜?と思っていたら大間違い。

バンコク周辺、首都圏の巨大な湾は高速道路だらけだったのです。それを身をもって理解することになった者として、気がついたのですが、すでに後の祭りでした。

国道9号線をバイクで呑気に走っていたら、いきなり高速道路に突入です、なんだか右側側面のほうに迂回路があるようなので、みんなの後を続いて行ったら、いきなり高速道路のインター手前で警官登場です。

インチキ爺さん登場は、ちびまる子ちゃんの歌で今回は関係がないす。

バイクはそもそも、高速道路を走るのはダメで下道を行けとのことです。

警官の合図で丁寧に誘導されて下道へ連れてゆかれました、おかげで口頭での注意で無罪放免となりました。

お次はタイ湾にそそぐチャオプラヤ川でいきなり船に乗ることになりました、Googleマップで検索するとルート案内が出るので便利ですが、やはりここは冒険の旅なので使わないようにしていたのですが、高速NGおまけに大きな川にかかる大橋もバイクはNG。そうなると川を渡るはずの道が無い?

んあー!何だこれ?

グーグルマップを見ると地図上にはしっかりと書いてある道が現実にはなくて、そこにはビッグCと言うショッピングセンターしかありません。
今はやりのバーチャル・リアリティーかよ!と、1人突っ込みを入れるしかありません。

途方に暮れつつ、しょうがないので地図を頼りに駐車場の中に入ってゆくと、なんと奥の柵の横に小さな道があるでは無いですか?

途中で柵が無くなりバイクでそこを行くと、あーら不思議、なかった路地裏の道がどーんと大きな道につながっていたのでした。

そこをスルスルと行ったら船着場があり、そこでは地元の人たちとバイクが山盛りの船があるではないですか?

と言うことで、ここからは船で渡ると言うことが分かったのでした。めでたしめでたし、とはいかなかったのです。

本日の極め付けは、ホテルをブッキングしていた所がダメだった件です。
日本からウェブですでに予約を入れてあるのにNGですと、一体どゆこと?

パスポートはオリジナルの提示が必須で、コピーじゃダメ!
とのタイ国政府の観光庁?のお達しとやらで、それに違反してツーリストを泊めてしまうと、ホテルのほうが罰金を取られるから泊めることができないとの事なのです。
なんと、パスポートはレンタルバイク屋に預けてしまっていたのでした。

んあー!

まさかのタイのオサレなリゾート地で、ビキニスタイルのカワイ子ちゃんがビーサンでガンガン闊歩している中、灼熱の太陽の下、人生初の一人野宿となるのか?

木漏れ日を揺らす彼方の南風。

走行距離、480キロ

書を捨て、町にでよう/寺山修司

あなたの人生は退屈ですか? どこか遠くに行きたいと思いますか? あなたに必要なのは見栄えのよい仕事でも、自慢できる彼や彼女でも、おしゃれな服でもない。必要なのは想像力! 家出の方法、ハイティーン詩集、競馬、ヤクザになる方法、自殺学入門……。時代とともに駆け抜けた、天才アジテーターによる100%クールな挑発の書。

https://terayama-shuji.jp/about-terayama


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