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【第15回シャルポケ優勝】アメイジングメタモン【デッキ解説】

はじめまして、リンネです。

先日7月3日に開催された第15回シャルポケにて総合優勝をいただいたので記念にデッキ解説を残しておこうと思います!

◆デッキリスト

アメイジングメタモン

◆作成背景

デッキ構築のスタートとしてはオーロラエネルギーを活用してアメイジングのポケモンを複数使ったデッキが作れないか考えていました。

そんな矢先にいきなりへんげのメタモンが公開され、めちゃくちゃ相性がいいポケモンが出てきたということで採用が決定。

最初はハピナスV+スペシャルトランスのヨノワールでアタッカーにエネ加速する案を考えていましたがその後にかつりょくせんのカメックスも公開され、これまた相性がいいカードが出てきたということで路線変更し今の形にたどり着きました。

◆採用カード

ポケモン

ディアンシー                                 このデッキの守護神です。エネ加速するポケモンが全員たねポケモンなのでエネ加速したのにボスで呼ばれて攻撃前に倒されるという事態をふせぐことができます。できるだけスタート時に前に出したいので4枚採用したいところですが枠がなかったため妥協の3枚採用です。常に場に出しておきたいポケモンですがつりざおで山に戻せるため3枚でも足りなくなるということはほぼありませんでした。

カメックス
デッキの要その1。エネ加速要員です。他の2進化と比べカイで簡単に出すことができるのが非常に偉い。特殊エネルギーも加速できるのがさらに偉い。進化ポケモンかつ逃げエネが3なのでボスで呼ばれると縛られてしまうのが難点です。

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メタモン
デッキの要その2。トラッシュに落としたアメイジングポケモンの技を引き継ぐセカンドアタッカーです。なんどもエネ加速をする余裕はないのでそこまで数は使わないだろうということで2枚採用。特性で技をコピーするのでガラルマタドガスやエンペルトVは天敵です。

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レシラム
単体相手に高火力が出せるアタッカーです。相手がVやHP270以下のVSTARメインで戦うデッキの場合に活躍します。反動の60ダメージはメタモンがギリギリ耐えられるラインなのが綺麗。

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ライコウ
バトル場とベンチ1体に中打点が出せるアタッカーです。相手が非ルールの時や倒しきれなかったVがいるときにとどめを刺すのに活躍します。

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カイオーガ
全体にそこそこのダメージを与えられるアタッカーです。HPが低い非ルール相手に活躍します。4エネ必要なので扱いが若干難しいです。

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イベルタル
問答無用の強制気絶が使えるアタッカーです。HPの高いVMAXやダメージ軽減などで耐久してくる相手に活躍します。5エネ要求と一番重いですがツインエネルギーに対応しているため技使用のハードルはそこまで高くなかったりします。

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ザシアン
条件次第で超火力を出せるアタッカーです。一般的なHP320ラインのVMAXやVMAX+VSTARのような並びが相手の時活躍します。条件を満たせなくても150とそこそこの火力は出るので非ルール相手にもちょうどいいアタッカーになることがあります。

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カモネギ
アメイジングポケモンにまぎれこんだノーマルな鳥です。エネ加速したアタッカーがすべて倒された後に少ないエネで攻撃ができるフィニッシャーとして採用しました。アメイジングサージ×2で160のせた相手に180ダメージを与えてVMAXを倒す、アメイジングシュートで120のせた相手に140ダメージでVやVSTARを倒すなどの動きが狙えるのが強いです。

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マナフィ
エネ加速したアタッカーがベンチ狙撃で倒されることを防ぐために採用しました。肝心のゲッコウガV-UNION戦ではヘビーボールともどもサイド落ちしてくれやがりましたが全体的にHPが低いポケモンばかりのため必須だと思います。

ネオラントV
デッキを回すポケモンを採用していないため必要なタイミングで必要なサポートが使えるように採用しました。試合序盤にカメックスを立てるためのカイを持ってくるのに1枚、後半にキバナやボスの指令を持ってくるのに1枚使うので2枚採用です。サイドを2枚とられるポケモンではありますがディアンシーがバトル場にいれば呼ばれることはなく、ネオラントVをボスの指令で呼べるタイミングは大体エネルギーが揃ったアメイジングが技を使っている状態なので相手としてはなかなか狙いにくく倒されにくいのでそこまで問題はないと思っています。

かがやくゲッコウガ
少しでも安定感を持たせたくて採用したポケモンです。基本エネルギーであればトレーニングコートやつりざお、キバナで後から回収できるため隠し札でトラッシュしても何とかなります(使わずに済むならそれが1番ですが)。オーロラエネルギーを使えば一応技を使うこともできるのでアタッカーになることもあります。ただしルールを持つポケモンなのでメタモンで技をコピーできないのは注意点です。

グッズ

ボール系
ほとんどがたねポケモンのためクイックボールは最大の4枚です。カメックスはカイでサーチすることを想定しているのでハイパーボールは5,6枚目のクイックボールとして採用しています。ある程度ポケモンをトラッシュする必要があるため手札コストはメリットになります。序盤でディアンシー、ゼニガメ、メタモンに触りやすくするために使いやすいレベルボールも少し採用しています。ヒスイのヘビーボールはピン刺しのアタッカーをサイドから救出するための必須カードです。枠があるなら2枚入れてもいいくらいです。

入れ替え系
入れ替え札はガラルマタドガスをどかせるように穴抜けのひもにしてあります。逃げエネ3のポケモンでスタートしてしまうと動きにくくなってしまうのでふうせんを1枚穴抜けのひもに変えてもいいかもしれません。

その他
カメックスは1試合で1体立てられればいいので不思議なアメはサイド落ちケアの2枚です。
ふつうのつりざおは主に基本エネルギーを山に戻すために使います。エネルギーリサイクルが必要なほどエネルギーが足りなくなることはほぼなかったためメタモンやディアンシーを使いまわせるつりざおになりました。

サポート

カイ
カメックスをたてるための重要カードですがそれ以外で使うことがあまりなくネオラントVでサーチできるためサイド落ちケアの2枚です。

ソニア
カメックス以外のポケモンを持ってくることができるカードです。クイックボールやハイパーボールのコストでトラッシュするポケモンを先に持ってくることができるので要所で使えると便利な1枚です。

シロナの覇気・キバナ
ポケモンが多く倒されるため相性がいいです。キバナは終盤に3体目のアタッカーを起動させるのによく使うので大事にしていきたいカードです。

博士の研究・マリィ
シロナの覇気が使えないタイミングで使用するドロー系サポートです。1枚ずつの採用ですがネオラントVでのサーチもできるので特に困ることはなかったです。

エネルギー

オーロラエネルギー
メタモンに貼ることであらゆる技が使えるようになる最強のエネルギーです。基本はメタモンに加速しますがピン刺ししている基本エネルギーがサイド落ちしたときの代替にもなります。手札にたまりすぎると扱いに困りますが数枚であればポケモンをトラッシュに送るカードとしても使えます。

ツインエネルギー
イベルタルのアメイジングデスを使いやすくするために1枚だけ採用しました。タイミングよく引くことができればカモネギを手張りだけで起動することもできます。

ホラー超エネルギー
ザシアン用のエネルギーです。アメイジングソードが条件達成しても300ダメージのため320まで足りない20ダメージを補います。ディアンシーに貼っても効果を発揮するのであらかじめ相手のアタッカーに20ダメージ与えておく嫌がらせもできます。

立ち回り

序盤

まずはカメックスを立てないとどうにもならないため1ターン目に必ずゼニガメを出せるようにします。バトル場にディアンシーまで出せれば完璧ですが難しい場合も多いです。アタッカーについては全員たねポケモンになるので急いで出す必要はないです。カメックスを出せてもエネ加速先がいない場合はディアンシーのスパイクドローや輝くゲッコウガの隠し札でポケモンにつながるカードを引きに行きます。

中盤

相手のデッキを見ながらメタモン+アタッカー1体にエネ加速します。
アタッカーは
非ルール相手ならライコウorカイオーガ、
VやHP270以下のVSTAR相手ならレシラム、
VMAXが出てくるならザシアン、
といった形で選んでいきます。
最初からイベルタルにエネ加速をするとメタモンにつけられるエネルギーが減るためアメイジングデスはメタモンでコピーすることが多いです。
メタモンにはオーロラ3枚、アタッカーには技使用に必要な基本エネルギー3枚のエネ加速が基本ですが、サイド落ちしていればオーロラエネルギーに切り替えたりアメイジングデスを撃つ場合はメタモンにツインエネルギーをつけたりなど状況に合わせた判断が必要になります。

終盤

エネ加速をした2体でうまく相手のアタッカーを倒してサイドを6枚とり切れるなら楽ですがたいていの場合は返しに倒されてしまうため3体目のアタッカーが必要になる場合が多いです。ここまでくればトラッシュにだいたいのポケモンを送れているのでメタモンにエネルギーをそろえて技を使います。方法としてはつりざおでエネルギーを山に戻して再度かつりょくせんを使うか、トレーニングコートのエネ回収+キバナで起動することになります。この時にもディアンシーをバトル場に出せていればネオラントVやメタモンを呼ばれることはないのでサイドが先行できていれば十分間に合います。

採用しなかったカード

セレビィ・ジラーチ
アメイジングのポケモンですがこの2体はサポート系の技でデッキとの相性も微妙なため不採用となりました。

レックウザ
技は3エネ240ダメージ、4エネ320ダメージと高火力ですが連続で技が使えないこと、オーロラエネルギ―をつけたメタモンで技を使っても威力が出ないことから不採用となりました。

ザマゼンタ
中打点を出しながらVMAX相手に無敵になれるポケモンですが、HPは低いためVMAX以外のアタッカーがいるとあっさり倒されること、他に闘エネルギーを使うポケモンがおらずデッキの幅を狭めることから不採用となりました。アルセウス+VMAXの並びにはとても強いのでうまく使えれば楽しいと思います。

ジガルデ(れんげき)
フィニッシャーとして検討していたポケモンその1です。
相手がサイドを5枚とっている状態であれば好きなポケモン1体に200ダメージを与えられます。アメイジングポケモンに比べるとエネ要求が軽いです。ザマゼンタ入りの型を考えていた時には入っていましたがザマゼンタが抜けたと同時に闘エネルギーもなくなったため不採用となりました。

ピッピ(ちいさくゆびをふる)
フィニッシャーとして検討していたポケモンその2です。
無色2つで技が使えるためエネが減った終盤でも技が使いやすいですが使える技が相手次第、コイントスありと運要素が強すぎたため不採用となりました。メタモンと合わせて無限の可能性が生まれるのは面白いと思います。

おわりに

長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。

なかなか回すのが難しいデッキですがなんとか勝ち切ることができて良かったです。
メタモンには無限の可能性があると思うのでぜひ皆様も面白い使い方を考えてみていただければと思います!

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