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とりあえず無茶を承知で頼んでみる

最近、そーゆーお願いをする機会が増えてきた。それは歳を取って図々しくなったということもあるのだろうけど、自分としてはそれだけではないとも思っている。

というのも、「こちとらマジ(本気)だぜ!」っていう気持ちがないときにはそんなことは一切頼まないからだ。

そして、まさに昨日、

マジで無茶した15時間前

な出来事があったばかりだった。

2か月前に彼らから聞いた話では、その講演会は、今年の夏に大阪のホテルでやることにほぼ決まりとのことだった。

そして、このとき約2年ぶりにその講演会の登壇者として立候補しようとしたのだけど、外勤すらなかなか許してくれない今の職場では大阪出張はちょっと厳しいと思って、泣く泣く断念したのだった。

しかし、今回の打ち合わせでは、もうどうしても出たいという欲求が抑えきれず、「もし登壇したら、こんなことが話せますよ」という内容をわざわざパワポにまとめて説明し、さらに登壇者も僕みたいな冴えないメタボおじさんではなく、スラっとした女性(僕のアシスタントの女性、人前で話すのめちゃ上手)がやりまっせ!と話したら、彼らの顔も見る見るうちにキラキラと輝き始めたのだった。

よし!(心の中でガッツポーズ)

しかし、肝心な問題がまだ残っていた。

そう、大阪までの交通費問題だ。

ここで僕は意を決して、というか恥も外聞もかなぐり捨てて、最後に彼らに対してこう頼み込んだのだった。

「どうか、彼女の分だけでも交通費を出してくれないでしょうか!」

(僕自身は自腹を切ってでも行くつもりである)

こんな無茶なことをお願いするなんて、こいつどうかしていると思うだろうけれど、やはりそれくらい

このときの僕は

マジ(本気)

だったのだ。

だって、5年間、心血注いでやってきた仕事の成果を多くの人に見てもらえるこれがおそらく最後のチャンスだからだ。

別に功名心とか目立ちたいからとかじゃない(だから、発表者も自分じゃなくて全然いい)

本当に彼らが提供してくれたデジタルツールに心底ほれ込んで、それこそ「魔法のステッキ」とまで呼んで、実際、それを使って小さいながらも数々の奇跡を起こしたという事実を日本の製造業、サービス業に携わる人達に伝えることは、大げさに言ってしまえば、この停滞した日本の産業を救うひとつのきっかけになると

僕は

マジ(本気)で

思っているからだ。

まぁ、そんな僕のマジな無茶振りを引き受けるか否かは、もちろん相手次第なんだけど、ね。

そして当然、個人ではなく、会社という大きな組織を相手にしているものだから、普通なら通らない無茶なんだろうけど・・。

しかし、僕の仕事にかける本気度がマジで本物だったら、通るはずの無茶であると

マジ(本気)で

信じている僕がいる。

というわけで、さっき担当の男の子にLINEで、

「ここだけの話、僕10月で異動になる予定なんで、そこんとこよろしく~!」

とダメ押ししておいた(笑)

で、もちろん話はこれだけでは終わらない。

明日、うちの部長に、交通費出してもらえないか?というそんな無茶なお願いもちゃんとするつもりだ。

どうだろう。

僕のマジ(本気)っぷり

少しは分かっていただけただろうか?

追伸

で、これがさっき届いた担当の彼からのお返事である。

これはひょっとすると、ひょっとするかもしれないね!

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