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それは、もう叶ってた

アドレッセンスな青年時代の僕は、

コラムニスト

という職業にいたく憧れていた。

そう、あの雑誌の隙間を埋めるために、1話完結(読み切り)の短いコラムを書く人々のことを

僕は密かに羨望の眼差しで見つめていたのだ。

だって、自分の好きなことを好き放題書いて、それでお金をもらえるなんて

まさに夢のような仕事じゃないか!

でも、大人になった今、改めて当時のことを振り返ると、まだ雑誌文化が全盛期だったあの頃でさえ、コラムやエッセイだけで食えていた人は皆無に等しかったことが分かる。

みんな、小説家、漫画家、イラストレーター、劇作家、歌人、芸能人、ギョーカイ人など、他にも仕事を掛け持ちしていたというか、むしろコラム執筆の方が副業だった人の方が多かったのだ。

あのえのきどいちろう氏ですら、ラジオパーソナリティとかテレビのコメンテーターを兼務していたくらいだしね。

というわけで、僕がずっと憧れていた

コラムニストたちは、決して

コラムやエッセイだけで生計を立てていた人ではなかった

という事実が分かったところで、翻って

自分自身のことを

考えてみた。

僕の本業は、

サラリーマンである。

ちなみにサラ•リーマン

という外国人腕利き弁護士の方ではなく、

日本人のもっとも多い職業だと思われる

サラリー•マン

の方である。

毎日、満員電車に揺られて会社に通うことで、決して多くはないけど、家族3人を養えるくらいの収入は得ている。

そして、副業の方はと言うと、

基本的に有料記事は書かない方針だけど、それでもごくたまにサポートしていただくことがあるので、ちょっと強引だけど、

このnoteを副業と言い切ってしまおう。

すると、まあ、なんということでしょう。

副業の収入割合に大きな違いはあれど、

これで僕も憧れのあの人たちと同じ

コラムニスト

になれたじゃ

あ〜りませんか!

というわけで、今まで全く気づいていなかったけれど、実は

コラムニストになりたい

という若かりし頃の自分の夢はすでに叶っていたのだった。

それも、別に書く内容に何の縛りもなく、締め切りなんかももちろんなく、しかも、

人を惹きつける文才も特技も何にもない、もちろん有名人でも偉人でもない、◯得情報とかそーゆーお役立ち情報も一切発信しない、

その代わりに

ただ、その辺の道端に転がっている石ころみたいな人間が

日々、自分が思ったり、考えたことをただそのまんま愚直に文字にしただけの

そんなまさに

雑文

をこんなにもたくさんの方が読んでくれている

というとても最高すぎるカタチでね。

というわけで、僕はこれからもコラムニストとして、いや、雑文家として(やっぱり、こっちの方がしっくり来るなあ)、できるだけ長くこのnoteで記事を書き続けたいと思っている。

一方で、欲張りな僕には別の夢を叶える野望もまたむくむくと湧き始めてきている。

そのもう一つの夢とは、すなわち

ラジオパーソナリティ(ラジオDJ)になる夢

である。

実は昨年くらいから、スタエフで一部の友人相手にラジオ番組ごっこをやっていたのだけど、音源の著作権とかの問題をクリアにする妙案を思いついたので、正式にこのnoteで、不定期に自分が収録したラジオ番組風配信を紹介したいと考えている。

番組名は、

「N.O.T.Eのジェットスクリーム」

の予定。

こちらもどうかご期待ください!

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