【エギング】エギの選択はここがポイント!
今日はエギの選択について話を訊いてみたいと思います。
どんな時にどんなエギを選べばいいのでしょうか。
登場人物
クロ:
今日もよろしく頼むね。
親父:
はいよ。
クロ:
今日はエギの選択について訊きたいんだ。
親父:
エギの選択?
釣りの現場で、って事?
それとも、釣具屋さんでどんなエギを選べばいいって事?
クロ:
まぁ、両方知りたいんだけど、難しい?
親父:
まぁ、難しくはないけど、少しまとまりはなくなるかもな。
クロ:
そっか。
でも、とりあえず話してみてくれる?
親父:
了解。
クロ:
よろしくね。
【時合いに選択するエギ】
親父:
まずは時合いに選択するエギだな。
朝マズメ、夕マズメ、満潮前後、干潮前後。
クロ:
ふむ。
親父:
こういう時は基本的にアオリイカも食い気があるからね、出来るだけエギを目立たせる事に主眼を置く。
で、アオリイカに気付いてもらう事を優先するんだ。
アオリイカが気付いてくれさえすれば、抱いてくれる。
それが時合いだからね。
クロ:
つまり?
親父:
ケイムラが強い。
クロ:
目立たせるって意味では夜光も?
親父:
朝マズメと夕マズメに関してはそうだな。
でも、日中だと夜光はあまり関係がないから、トータルで考えるとケイムラに分があるように思う。
クロ:
なるほど。
ちなみに、時合いはどんなカラーを使えばいいの?
親父:
そうだなぁ、昔はオレンジを使う人が多かったな。
やっぱりオレンジは目立つってイメージがあって、出来るだけ目立たせたいって意図があったよ。
でも、今はそうでもない。
クロ:
そうなの?
親父:
今はケイムラがあるからね、ピンクベースのケイムラをスタートに使う人も多いよ。
あとはラトルとかも候補かな。
クロ:
なるほど。
ケイムラのエギが多くなってきて、時代が変わったって事なんだ?
親父:
そうだな。
ただポイントは同じで、とにかく目立たせる事だよ。
お腹の色で言えば、赤よりも金の方が目立つし、お腹にもケイムラが入っているなら、お腹の色も気にしなくていいように思う。
クロ:
なるほど。
とにかく、目立たせるって事がポイントになるんだね。
親父:
そうだね。
クロ:
了解。
じゃあ、時合い以外の時間だとどんなエギを選択したらいいの?
【時合い以外に選択するエギ】
親父:
基本的には目立たせるエギから始めていいと思う。
クロ:
時合いと同じエギでいいって事?
親父:
そうそう。
釣り人が多く、アオリイカがスレているような場所だと少し考えるけど、あまり釣り人が入っていないような場所なら、時合い用のエギで普通に釣れると思う。
クロ:
なるほど。
じゃあ、釣り人がたくさん入っているような場所は?
親父:
そうなってくると、やっぱりエギのローテーションをしながら当たりエギを探す事になると思う。
俺なら
ケイムラ → オリーブ → パープル・レッド・ブルー
って順かな。
クロ:
なるほど。
よく分からないのが、オリーブやパープルをいつ使えばいいかって事なんだよね。
親父:
時合いは「目立たせる」だったよね。
時合い以外の時間で目立たせてみてもダメなら、今度は逆なんだ。
つまり「目立たせない」なんだね。
クロ:
なるほど。
まるっきり正反対に振るって事なんだ?
親父:
その通り。
だから俺は藻の保護色でもあるオリーブが好きなんだね。
オリーブは俺の主力級のカラーだよ。
クロ:
なるほど。
じゃあ、パープル・レッド・ブルーは?
親父:
これは少し意味合いが違うんだね。
これはどちらかと言うと目立たせる意味合いもあるんだね。
クロ:
そうなの?
どちらかと言えば、アオリイカからは暗く見える色じゃなかったっけ?
親父:
その通り。
でも、めちゃくちゃ明るい所に暗い色を持ってくるとどうなる?
クロ:
そっか、逆に目立つんだ。
親父:
その通り。
だから、その時の光量がどれくらいかってすごく大切なんだね。
クロ:
そうなると、曇りや雨の日だとまた選択が変わるって事なんだね?
親父:
その通り。
光量が少なくなるからね。
クロ:
なるほどね。
じゃあ、釣具屋ではどんなエギを選択するといいの?
【どんなエギを買うか】
親父:
最近はやたらと派手なエギが多いよね。
でも、俺はシンプルなエギでいいと思うんだ。
THEエギって感じのエギでいい。
クロ:
それで釣れるの?
シンプルよりも派手なエギの方がいいように思うけど。
親父:
実際に釣ってみると分かるけど、派手かシンプルかによって釣果が変わる事はないよ。
むしろ、シンプルなエギの方が釣れるようにすら思う。
クロ:
へ~、意外。
親父:
じゃあ、エギを買う時にどこに注意するかと言うと、色なんだ。
例えば、オレンジのエギを買うとする。
でも、すごく明るいオレンジもあれば、少しくすんだオレンジもある。
クロ:
確かに。
親父:
この色は何色か、と問われればみんなオレンジと答えると思うけど、厳密には同じオレンジでも、そのオレンジは異なるんだよ。
それは、ピンクでもパープルでも何でも同じ。
クロ:
で、明るい色を買えばいいの?
くすんだ色を買えばいいの?
親父:
これに正解はないんだ。
明るい色が釣れる事もあれば、くすんだ色が釣れる事もある。
ただはっきり言える事は、同じオレンジであっても、明るいオレンジとくすんだオレンジでは、釣果が違うって事なんだ。
クロ:
つまり、同じオレンジであっても数種類のオレンジを持っていた方がいいって事?
親父:
その通りなんだよ。
クロ:
何だかもったいない気がするなぁ。
親父:
うん、確かにそう思っても仕方がないね。
ただ、本当に釣果が異なるんだよ。
釣れている人がオレンジを使っているからと真似てみても同じようには釣れない。
そんな時は、微妙に色合いが異なっている事が多いんだ。
クロ:
親父はそういう目でエギを買ってるの?
親父:
そうだな。
このピンクは今までになかったピンクだなぁとか、このメーカーのピンクより、こっちのメーカーのピンクの方が抱きがいいんだよなぁって事は常に考えてるよ。
クロ:
そっかぁ、同じ色でも色合いが大切って事なんだ。
そういう事はあまり考えていなかったかもしれないなぁ・・・。
親父:
まぁ、俺はマニアックでエギもたくさん買っているからな。
初心者さんがこれからエギを買う場合は厳しいかもしれない。
ただ、そういう事を頭に置いておいて、余裕がある時に同系色のエギを買ってみるのもアリだと思うよ。
クロ:
うん、そうだね。
親父、今日もありがとうね。
親父:
はいよ。
まとめ
① 時合いに選択するエギ
② 時合い以外に選択するエギ
③ どんなエギを買うか
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