1年半でTOEIC(Score300代→855)になる勉強法~TOEIC_Listening問題形式編~

皆様こんにちは。

TOEICにおいて、問題形式は決まっております。

この問題形式を理解することで、より効率的なTOEICの勉強ができます。

まずTOEIC全般に関して、メモは禁止されており、発覚した場合は不正行為とみなされます。

今回はその問題形式に関して、Listeningのみに絞って解説をしたいと思います。

ListeningセクションはPART1~4に分かれて構成されています。

各構成について、説明をいたします。

PART1

パート1では、写真描写問題が6問出題されます。説明文はありません。写真描写問題では、写真の内容を正しく表している英文を4つの選択肢から選びます。

パート1で出題される写真は、人物が登場するものと乗り物や風景など、人物以外が登場するものがあります。

こちらはシンプルに説明が的確なものを選ぶことになります。

ただし引っ掛けの選択肢が用意されている場合があります。

例えば橋が移っている写真で、説明の単語に"Bridge"という言葉が入っているだけでその選択肢を選ぶと、実は橋のことを言っているけど写真の内容とは全く違った、ということがあったりします。

そのため、高得点を狙うには単語を拾うだけでなく、きちんと説明文の文章を把握する必要があります。

PART2

TOEICパート2では、応答問題が25問出題されます。応答問題では、1つの質問または文章とそれに対する3つの答えが放送され、ただしい答えを選びます。

パート2の例題

Where is the fax machine?
(A) Next to the water fountain.
(B) I’ll send a fax tomorrow.
(C) By Wednesday.

(出典:TOEIC公式サンプル問題)

こちらもPart1と同じく引っ掛け問題があり、文章全体の理解が必要になります。

しかし、問題文と選択肢を、放送を聞く前に一通り見ておくことをおすすめします。

上記の例題だと、ファックスの場所を聞いているのに、(B)(C)は全然関係ないことを答えています。

このように、選択肢からある程度答えが予想できる問題も、まれにですが出題されます。

PART3

39問出題されます。2人または3人の人物による会話が1度だけ放送されます。会話文は印刷はされていません。会話を聞いて、会話に関する設問を読み4つの選択肢の中から正しい答えを選びます。

問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もあります。

1つの会話につき設問が3つあるので、パート3では全部で13の会話が放送されます。

Why is the woman calling?
(A) To cancel an order
(B) To complain about a product
(C) To redeem a gift card
(D) To renew a warranty

(出典:TOEIC公式サンプル問題)

複数人による会話なので、リスニングの難易度が上がります。

また、1つの会話につき3つの設問を説かないといけないため、会話の内容をある程度覚えておく必要があります。(メモは禁止されています。)

問題を解くコツとしては、先に設問3つを全て読んでしまい、何について聞かれているかを把握し、その部分を聞き逃さないように放送されている会話を聞くことです。

会話の内容や流れをおさえて聞く必要があり、飛び飛びの単語を聞けるくらいのリスニングでは太刀打ちできません。

会話を理解できるように、日ごろからListeningトレーニングをしましょう。

PART4

30問出題されます。アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送されます。文章は印刷されていません。パート3と同様にトークを聞いて設問を読み、4つの選択肢の中から正しい答えを選びます。

トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もあります。各トークには質問が3問ずつあります。

1つの説明文につき設問が3つあるので、全部で10の説明文が放送されます。

What does the speaker say about the repair?
(A) It is not required.
(B) It has been finished early.
(C) It will be inexpensive.
(D) It is covered by a warranty.

(出典:TOEIC公式サンプル問題)

こちらは会話ではなく、トークやアナウンス等、一人で喋っているパターンになります。

例えば駅やデパートのアナウンス、何かの授業のトーク、といった設定で出題されます。

放送前に、設問3つで聞かれていることは何かを把握してListeningしましょう。

ここもやはり、まとまった文章として放送を理解する必要があります。

まとめ

以上がPart1~4の説明となります。

各パートの出題形式を理解して練習しておくことで、本番でもスムーズに解答ができます。

ただし、TOEIC全体に関していえるのですが、英語の基礎力を磨かないと高得点は難しいです

過去の出題とは毎回違った問題がでるため、過去問だけを集中的にやるような勉強では太刀打ちできません。(出題形式に慣れるという意味では有用ですが)

Listening編のTOEIC解説でも説明しましたが、Listeningの能力は、同じ文章を繰り返し何度も清聴することで高まっていきます。

やってはいけない勉強法として、がむしゃらにたくさんの問題を解く、という方法です。

1つ1つの問題で何を言っているかが聞き取れないままなので、これではいくらやっても一向にListening力がつきません。

問題を解いたとして、その問題の放送を何度も繰り返し聞いて、喋っている文章が全て把握できるくらい聞き込むことが大事です。

”聞けない単語や文章が聞けるようになった”という感覚を繰り返していくことが重要になります。

TOEIC_Readingの問題については、また別の機会に執筆させていただきます。

それでは、また

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