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パリミキHD 第76回定時株主総会

今回は眼鏡専門店チェーン大手・古株であり、海外は中国軸に店舗展開するパリミキホールディングスの株主総会レポートをお届けします。


パリミキHD株主総会(東京ポートシティ竹芝)
6月26日(水)14:00~ 出席:約50名


事業報告の後、質疑応答
・ルネット(投資・資産運用事業会社)との吸収分割契約について
→眼鏡事業への投資は今後も続ける。
資産運用事業については、事業ポートフォリオの多様性を見込む。

・眼鏡業界でどの立ち位置を目指すのか
→2000年を境に店舗の老朽化もあり業績が悪化した。
若い客に弱かったので、渋谷などにエンタメ型の店舗をどんどん出した。
楽しめる眼鏡店をつくっていきたい。

・インバウンド施策について
→ミキは東京では渋谷、大阪では心斎橋など立地で優位性があり、インバウンド客ではトップクラスと思っている。
6ヵ国語話せる自動測定器などへの投資も。

・エンタメ店舗とは具体的に何を?
→ただ眼鏡をつくる店ではなく、店舗の中にDJブースやライブ、郊外店のロッジは音響がいいので、音楽鑑賞会を企画・・・などなど。

・金を使った眼鏡について
→金のフレームの眼鏡の取り扱いはめずらしい。
先代社長の時代から、金は資産形成にもつながるものと考えていた。

約60分で終了

出席者の大半は取引先関係と思われたが、質問内容やその回答は、今後何をしてくれるのか楽しみなものでした。


7455 パリミキHD(6/26 終値)
@401 配当利回り  2.00 %
PER  14.87 倍   PBR 0.70 倍

株式投資をナメていた初期の頃、業績悪化により大幅減配⇔株価暴落という往復ビンタを初めて喰らった、私にとってはほろ苦い銘柄。
初めてこの株を購入した約20年前は希少な高配当株だったが、今や塩漬け筆頭株となってしまった。赤字続きからようやく抜け出したばかりなので、まだまだ苦行は続きそう。



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