キャパシティは限界突破しないと広がらないのか
※このコラムは、2022年10月31日にWebライターラボのメンバーのコラムに上げたものと同じ内容です。
今日は私が最近考えている「キャパシティは限界突破しないと広がらないのか」問題について、お話しします。
まず私の自己紹介から。
仕事は2年半前までリサーチ会社でリサーチディレクターをしていました。結婚と出産を機に退職して、今は1歳の子どもを子育て中です。
Webライターとして活動を始めたのは先月からで、ほぼ初心者です。
そんな私が2年半ぶりにCWで仕事をはじめ、一番最初にぶち当たった壁が「私そんなにキャパシティないや」ということでした。
前職では深夜残業なんて当たり前、それなりに仕事もしてきたので職種はWebライターに変わっても色々できるかな~と軽く考えていました。
でも2年半のブランクと知識不足、30前半→30後半への加齢はそんなに甘いものではありませんでした。
まず長期のブランクで、とにかく頭の回転が鈍っているなぁと実感。さらに知識も少ないのに複数案件抱えて目の前のことに精一杯。
そのうえ毎日の深夜作業による体調不良。以前より回復も遅いし日々ふらふらな状態です。
Webライター開始1ヵ月でキャパオーバーと実力不足を痛感してしまいました。
『キャパシティは限界突破しないと広がらない』
前職でよく言われた言葉です。
私もその言葉通り、たくさん残業して無理やり限界突破させてきました。
でも、その通り動くのは今の私じゃ無理じゃない?
正直言うと、それこそ体力や時間がある若者や独身の人の方が有利じゃない?
このやり方は今の自分に本当に合っているのかな?
という気持ちがむくむくと湧いてきました。
家族の数だけ責任は増えるし、限りあるキャパシティを分散させなくてはいけない。
元から少ないキャパをさらに細かくしてるんだから限界なんてすぐ来るし、突破したら今度は家族にしわ寄せがいってしまう。
うん、キャパシティの限界突破なんて無理だわ。そう思って早々に諦めました。
ですが何もしないままだと現状は変わりません。
そこで心身を消耗しないでキャパを広げる方法はないのか?を自分なりに考えてみることにしました。
結論から先に言うと、自分を向上させるための時間を『習慣化する』こと。それがキャパシティを広げるのに役立つかもしれない、と思いました。
じゃあ何を習慣化するのか?
稚拙な考えではありますが、毎日のインプット・アウトプットの時間を習慣化しようと考えました。
ポモドーロタイマーを活用して毎日25分×●コマで時間を決めてしまえば、日常に取り入れやすいです。
学びのサイクルを日々の習慣にすることで、徐々にキャパシティが広がるかもしれない。つまり常に学習し続ければ少くとも前日よりは成長できるはず。
人によってはそんなのは当たり前だと思われるかもしれません。それはごもっともですし、穴も多いやり方でしょう。
たしかに、この方法にはデメリットもあります。それは即効性がない、ということです。
なので早く結果を出したい・時間に余裕がない場合にはおすすめできません。また即効性がない分、モチベーションを保つのも大変だと思います。
それでも私にとっては、1年後かもっと先か、たとえ時間がかかっても今よりも多くのことに挑戦できていればそれでいいのです。
自分の限界を超えない範囲で、遅くてもゆっくり着実に成長していく。それが今の私にできるキャパシティの広げ方です。
今後成長していく自分に期待しながら、これからも日々模索を続けていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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