田舎生活における個人的な提言

私の住んでいるところは田舎です。
自宅の周辺は山や田んぼや畑に囲まれ、少子高齢化も進んでいます。
小学校も児童数の減少により閉校となっています。
こういった田舎は日本各地に多くあると思います。

地域に高齢者が増えていて、そこで生活する高齢者の困りごとと言えば、「通院」「移動」「買い物」「ごみの処分」などが上げられるのではないでしょうか?

言い換えれば上記の困りごとさえ解決できれば田舎で高齢者も快適に住み続けることができると思います。
以前、移動と買い物についてバスに売店的なものを設置し移動と買い物ができるようにしてはどうかということを書きました。
しかし、バスの車内で売れるものは限られます。移動販売でもそうですが、商品の点数には限りがあり、大型のスーパーなどとはとても比較できません。

高齢者と言えばわが母親も高齢者であり、買い物に連れて行くこともよくあります。
母親にとっては自分は「移動」「荷物持ち」といった役割を遠慮なく頼れる存在ですね。
買い物は自分で選んで自由に買い物ができる。これはとても大切だと思っています。

この体験から思うに、高齢者特に女性の高齢者は日々の買い物は自分でやりたいと思っていると思うんですよね。
実際あるデイサービス事業所は買い物ツアーをリハビリに位置付けて実施していると聞いたことがあります。
そうすると、たとえば田舎では「買い物バス」といったように目的を明確にした交通機関があるとこれも良いのではないかと思うんですよね。
たとえば曜日を決めて、火曜日と木曜日、最寄りのバス停を9時30分くらいから10時くらいに周り、行先は大型のスーパー。スーパーで40分から1時間程度の時間を決めて買い物後にバスに戻り、また地域に戻るといったサービスですね。
高齢者に限らずだれでも利用できるようにすれば良いと思うんですよね。
「通院」とかに関してはなかなか持病の種類とか予約の時間等で一斉に動くことは難しいですが、買い物についてはこれが可能だと思いますが、どうでしょうか?
買い物の補助が必要であれば、補助員を何人か配置して、高齢者の買い物を補助するといったこともできますよね。
ボランティアとか民生委員さんなんかが補助するのもありだと思います。

女性にとって買い物は「日常」なんですよね。それは母親とか見ればよくわかります。ですからこそこの「日常」を高齢になっても免許がなくてもできるように支援することが重要だと思うんですよね。
どこか実践してくれないかなあ。

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