限界集落対策として

私の住む地区の小学校が閉校してから数年経過し、隣町の小学校も閉校すると聞きました。
原因はズバリ少子高齢化ですね。私の住んでいるところも基本的な田舎であり、高齢化はかなり進んでいます。
子どもの数は減少の一途をたどり、本当にこの地区がなくなるのも時間の問題かもしれません。

田舎生活の課題って何があると思いますか?
私個人として思っている課題として、「買い物」と「異動」の二つに集約されると思っています。
買い物については近くにスーパーなどはなく、まとまった買い物は車で行かないといけない状況。そして、買い物のための移動も必要ですね。車を運転できない高齢者も多くいます。
また、学生や子どもも含めて通学に必要な移動ですね。これらを解決できれば住み慣れた場所で住み続けたいといった高齢者の願いも叶えられるのではと思ったりします。

移動手段でまず思い浮かべるのは「バス」ですね。でも何年か前に路線バスは廃線になってしまいました。市がコミュニティバスを走らせていますが、自由な時間帯ではないですよね。各個人で便利に使うためにオンデマンドで運行するしかないのかもしれませんね。

一つの解決策として提案ですが、この「移動」と「買い物」をいっしょくたにできないかということです。
つまり、中型バスの後部半分の座席を撤去し、物品の販売ができるようにするということです。
中型バスは全長が9メートル程度で、定員も45人くらいの規模のバスですね。そのバスを活用するんです。
田舎の運行をするのですから座席も半分の20席もあれば十分です。
で、停留所を少し時間の余裕をもって運行を行い、終着地や経由地で発車時刻まで車内で販売を行うという一石二鳥の考え方ですね。
バスの運行で一番無駄と思われるのが待機時間だと思います。もちろん、運転手の休憩時間は必要ですから、待機時間も必要ですが、田舎のように少ない本数では空き時間も長いということがあるのでその空き時間を物品販売に充てられるというメリットがあります。ツーマンにしてしまえば運転手は運転に集中すればよいです。
野菜は田舎では自給自足しているので、肉とか魚とか保存食とかお菓子とか電池とかトイレットペーパーといったもので、ほかに地域に合うものを販売すればよいかと思います。
バスには冷凍庫を常設し、車庫では外部コンセントで電気供給すれば冷凍物も車内に置くことも可能かと思います。
法律的なことはよくわかりませんが、緑ナンバーのバスか、行政が運行するとか、業者に委託するとか、NPO法人で運行するとかいろんな方法が考えられると思いますけどね。
採算に関してはおそらく赤字でしょうね。ですから公的な補助を付けていただけるとよいと思うんですよね。単にバスを走らすよりは住民にとってのメリットの方が大きいように思いますけどね。

くどいようですが、田舎では「移動」と「買い物」を解決できれば生活は可能です。
移動のために高齢者であっても免許をなかなか手放せない事情もあります。
上記のようにバスを改造すれば可能性は広がりませんかね。
実行力は自分にはないので、だれか実験的にしてもらえるとよいと思いますがねえ。。。
妄想。。。。理想。。。実現できるかなあ。。。

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