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あったりなかったりする話を発信する都民。 三十路の会として、11月ZINEフェス@吉祥…

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あったりなかったりする話を発信する都民。 三十路の会として、11月ZINEフェス@吉祥寺に参加予定です。

最近の記事

吉祥寺ZINEフェスティバル2024.11.2

三十路の会として活動を開始した2024年。 文学フリマに続き、吉祥寺ZINEフェスも初参戦します。 文学フリマでまさかの完売した「あの時のバリキャリです」に加えて、今回のフェス用に書き下ろした「34歳の夏休み」を販売予定です。 どちらの本もフィクションなのかノンフィクションなのか、あったりなかったりな出来事を、自由に書いていて、自分たちで読んで面白いと感じられるものになってます。 手にとっていただけたら大変嬉しいです!

    • 34歳夏、キャミソールを着る

      大人になる程、肌を見せることに対してなんだか抵抗が生まれてくる。特に日本では、「30超えて足出して」とか、「良い大人だしビキニはちょっと・・・」とか、なんとなく思っちゃうし、「二の腕 何歳まで 出していい」とかその類のワードを一度は検索したことある方も多いのではないだろうか。ある種の呪いだと思っている。 振り返れ私自身もば学生の頃から、毎年夏が来る度、「こうやって肩を出すの最後かな」とか「ショートパンツはもう履けないかな」なんて思いながら、夏のファッションに少しばかりの切なさ

      • バリキャリが週1回1時間のパーソナルトレーニングを3年間継続した結果を振り返ってみる

        はじめに今や芸能人やセレブだけでなく、一般的になってきたパーソナルトレーニング。都内にも続々と新しいコンセプトのジムができている。私の周りでもパーソナルトレーニングに通う人はここ数年で非常に増えたと感じる。 私がパーソナルトレーニングに通い始めてちょうど3年が経過した。トレーニングを始める際には、「パーソナル 女性 効果」「週一 パーソナル 意味ある」とか調べまくっていたが、結局都内のパーソナルトレーニングの広告にたどり着いてついてしまい、リアルな声がなかなか得られなかった

        • バリキャリがQoo10オススメ韓国コスメを真剣に語る(2024年6月編)

          はじめにQoo10とは SNS等で「Qoo10」「メガ割」というキーワードを聞いたことがあるor利用している方は多いのではと思う。私自身も「聞いたことはあるが、なんだかあやしそうな・・・」と思い手をつけていなかったのだが、若い友人に教えてもらって数年前から使用しており、今ではフル活用している。 知らない方のために。 Qoo10というのは、簡単に言えば、楽天やアマゾンの韓国コスメやファッション特化版みたいな感じである。コスメだけでなく、家具や食材などありとあらゆる商品を取り揃

        吉祥寺ZINEフェスティバル2024.11.2

        • 34歳夏、キャミソールを着る

        • バリキャリが週1回1時間のパーソナルトレーニングを3年間継続した結果を振り返ってみる

        • バリキャリがQoo10オススメ韓国コスメを真剣に語る(2024年6月編)

          【小説】流れる(40代女性Bの場合)

          手に入れるべきものは手に入れてきた人生だと思っている。いつも好きな人とは一緒になれなかったけど。 駅から少し距離はあるが、その分閑静な住宅街にある都内のマンションを昨年購入し、私は年上の夫と二人の幼い子供たちと暮らしている。ファミリー層をターゲットにしたこのマンションには、共用施設として子供用のアクティビティスペースがあるのも魅力的だった。それにこの土地に、このマンションを購入できる世帯年収というのは、平均値からそれなりに上振れした位置にいる層であろうことも、安心材料になった

          【小説】流れる(40代女性Bの場合)

          【小説】流れる(30代女性Aの場合)

          女性が持つ卵子の数というのは生まれた時に決まってて、年齢を重ねる度にどんどん減っていく。 「あなたの卵子の数は、平均値より少ないですね。妊娠を望む時が来たら必ず病院に来てください。」 婦人科医からそう言われたのは、20代後半の頃であった。 私は現在30代も半ばである。この身体には、一体後どれくらいの卵子が残されているのかは、分からない。パートナーがいたりいなかったりを繰り返して、気付けばこの年齢になった。結婚はまだしていないし、予定もない。子供が欲しいかも未だにまだ分からない

          【小説】流れる(30代女性Aの場合)

          風が吹けば桶屋が儲かる(コアラマットレスを購入した話)

          当たり前だけれど、睡眠って本当に大事だと、年齢を重ねるたびに心から感じている。振り返れば10代、20代の頃は、どんな場所でも何時間でも寝れることを特技・趣味として誇っていた。中学生くらいの頃、お金も場所もないけど時間が有り余って、とにかくおしゃべりがしたくて、とりあえず友人と山手線に座って話していたら、揺れが気持ちよくて気付いたら寝ていたことがあった。大学生の頃、海外旅行にハマっていた。機内食が引っくり返るほど激しく揺れていたアジアのLCCの飛行機でもぐっすり寝れたし(私は揺

          風が吹けば桶屋が儲かる(コアラマットレスを購入した話)

          バリキャリが2023年に買ってよかったものを語ってみる

          はじめに なぜ今更2023年?こういうのって年の瀬に振り返るものでは?と思われた方もいるのではないだろうか。はい、私もそう思っています。 しかし、物の真の価値というのは、必ずしもすぐに分かるとは限らないのではないだろうか。恋愛と一緒で、大抵は高揚感に始まり、倦怠感で終わっていくのである。 なので、冷静に振り返ってみて、本当に買って良かったな、という物を紹介してみたい。 私は買い物という行為がすごく好きである。数百円くらいの生活必需品でも、数十万円する生活には必需では無い贅沢

          バリキャリが2023年に買ってよかったものを語ってみる

          バリキャリ、ピラティスに目覚める

          突然だが、私の趣味は旅行・グルメ・料理・美容健康全般(ヨガ・パーソナルトレーニング・他)である。 結果的に都会のOLを凝縮したような趣味のラインナップで、こうして改めて言語化したり、人から趣味を聞かれて答えるたびに、何だか微妙に恥ずかしいのだが、事実なのだから仕方がない。 そしてこの度、美容全般(ヨガ・パーソナルトレーニング・他)にピラティスが加わったことをここに宣言したい。 これまたトレンドに流され、その上しっかりOLの趣味の王道コースを極めてしまい、ますますお恥ずか

          バリキャリ、ピラティスに目覚める

          三十路湯河原執筆合宿

          私は今、湯河原のとある宿にいる。遡ること2023年11月、友人達とお互いのブログや仕事のレポートを読み合い、称え合ううちに、「というかこんなに面白いんだから本出せるんじゃない?」と盛り上がり、その場で2024年5月に開催される文学フリマに応募した。 それから季節も移ろい、現在は2月も終わりに差し掛かっている。 我々は10年来の仲であり、それぞれの生活がある中でも、定期的に時間を作っては、飽きずに更なる親睦を深めている。大人になってこういう友人がいるのは本当に貴重である。

          三十路湯河原執筆合宿

          TheRowのマルゴーを買った女の話

          その衝動は突然にやってきた。 かねてよりザロウのミニマルなデザインは私の好みであった。デパートやセレクトショップに足を運ぶたびに、それとなく立ち寄ったり、横目で見たり、いつもどこかで気になる存在ではあった。 結論から言えば、タイトルの通り、私はマルゴーを購入したのだが、当初はずっとトートバッグが欲しいと思っていた。 が、トートバッグ然り、そしてかの有名なマルゴー然り、実物を手に取る機会には、この数年間を通じて一度も恵まれなかった。 「いくらデザインが好きとはいえ、すごく高い

          TheRowのマルゴーを買った女の話