製薬会社と病院で働いて
私は製薬会社と病院、それぞれ約1年ほど
働いていたことがあります。
その時にした経験から思ったこと、医師などから聞いた話をお伝えしていきますが、繊細な話題になりますので、一個人の単なる意見だと思ってお読み頂ければ幸いです。
何を信じるか信じないかは、読んでいる皆様に委ねたいと思います。
私は約1年間、製薬会社の工場で薬剤を製造
していました。
働こうと思った理由は、給料が高かったのと社会見学的な好奇心からです。
その時の経験を踏まえて、薬について一言
感想を述べるとしたら、こう言います。
薬を飲んでも絶対に健康にはならない。
ここで薬理学、生理学的な話を持ち出しても無意味かと思いますので、直観的・概念的な話を主として進めていきます。
よくこんな話を耳にしませんか?
コンビニ弁当工場で働いている人たちは、
その危険さを身を持って知っているので、
コンビニ弁当を絶対食べない、と。
彼らは添加物や原料、製造方法に科学的な
知識がある訳ではなく、経験による直感から
危険と判断していると思います。
私の薬に対する意見も同じようなものです。
薬の製造工程を簡単に説明すると、石油由来の油に化学物質のパウダーを混ぜて錠剤を
形成するのですが、その作業工程を実際に
体験すると、病気に対して何らかの作用や
効果は発現しても、薬そのものが健康を作ることは絶対に出来ないと断言できます。
そもそも人間に、いや生物に使い続けて良い
代物では決してありません。
これは理屈理論ではなく、人間なら誰もが
備わっているであろう、直観からくる率直な意見です。
では薬は「悪」なのか、と言えば、そんな事はありません。
病院と製薬会社に勤務し、治療家歴10年の私の知識と経験から言うと、薬=悪ではなく、薬=覚せい剤と思っておけば良いです。
覚醒剤?やっぱり悪なんじゃないか?
と思った方もいるかもしれませんので、例え話をだして説明してみます。
今、砂漠のど真ん中にいるとします。
5キロ先にはオアシスがあるけれど、もう歩く
気力も体力もない。
でも、手元には1本の覚せい剤がある。
これを使えば、何とかオアシスまで辿り着くことができる。
そうしたシチュエーションの場合、覚せい剤は悪どころか救世主的役割を果たしてくれるでしょう。
ですが問題はその後です。
無事にオアシスまでたどり着いたならば、
しっかりと休憩休養しなくてはなりません。
しかし、クスリによって一時的に活力を与えられた人は、元気になったと思い込み、ロクに休憩も取らず、またすぐに次なる砂漠へと旅立ってしまいます。
大量の覚せい剤を持っていれば安心、と。
その後に待っている運命は言わずとも察しはつくことでしょう。
このように人々は、薬を使う=元気になる、健康になると思い込み、長年薬を服用し続けてしまいます。
そして最終的に、薬なしでは生きていけない体になりますが、もはや後の祭りです。
多くの人は、病気に対応した薬を使用すれば病気が治ると思い込んでいますが、それは
根本的には誤りです。
風邪を治せる薬が開発されれば、
それはノーベル医学賞級の大発明である。
医療や健康に詳しい人なら皆知っていますが
少なくとも20年以上前からそのように言われ続けています。
巷に売られている「風邪薬」は、発熱や咳を抑えるだけで、風邪を治すことはできません
ですが多くの人は、風邪薬を飲めば風邪は
治るものと思っています。
極シンプルな疑問なのですが、風邪という
最も基本的な病気を薬で治せないのに、他の病気を薬で治せるものなのでしょうか?
私が病院での夜勤の当直の時、仲良くなった
医師に本音を聞いてみたことがあります。
薬で病気は治るのか?と。
その医師曰く、
「知らない。分からない。
そう決められているから処方しているだけ。
そんなこと、本当は誰にも分からないよ。」
と正直に語ってくれました。
以上で話は終わりになりますが、
結論を端的に言えば、薬とは付き合い方次第で良し悪しが決まる、と言えると思います。
ちなみにですが、私は20年以上、薬を一切
使っていませんし、事故やケガ以外で薬を
使うことは今後もありません。
あれは体に入れてよいモノではありませんよ
ホントに。
お読み頂き、ありがとうございました。
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