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霊性と科学

「霊やあの世なんて、ある訳がない」
「超能力や気功なんてインチキ」

そんなの科学的ではないから、信用しない!

と言う人は、世の中には多いです。

何をどう考えるかは、個人の自由なので好きにしたら良いかと思います。

どんな意見でも、
私は否定するつもりはありません。

ですが、私の持っている知識と経験から、
「霊的なものは嘘」という意見に、
安々と同意する訳にはいきません。

私は論破や対立は好みませんが、
霊や氣は科学的ではない、という意見に対し少々異を唱えてみようと思います。


まず、「科学的ではない」と言う方々は、
「科学」のことを、どの程度知っているのでしょうか。

量子力学などの先端理論物理学を駆使した
研究によって、「波動」や「氣」の概念は、ずいぶん前から科学的根拠(エビデンス)が立証されています。

その応用として、メタトロンに代表される
ような波動医療機器を、現役の多くの医師が使用しています。

ある気功師がアメリカ国防総省に招かれ、
「科学的」な検査方法で、氣の研究に協力
した事もありました。

米軍がサイキック能力を認め、研究し、
軍事転用しているのは有名な話です。

実際の事例として、ネイティブアメリカンが
直感力(サイキック能力)に優れている事に着目し、ネイティブアメリカンのみで構成
した部隊編成を行っていた事実もあります。

またアメリカには、科学的に霊的な研究を
行っている、モンロー研究所という国際的に認知された施設があります。

ヘミシンクという音響技術を使い、幽体離脱を日々実現化し、広く告知していることは、紛れもない、公然とした事実です。


以上は霊性や超能力に関する、科学的な知見の極一部ではありますが「科学的ではない」と豪語する人は、こうした知識を持っている上での発言なのか、甚だ疑問です。

科学は日進月歩、日々研究が進んでおり、
今日の常識は明日の非常識、となることは
日常茶飯事です。

「科学的ではない」と言う人は、
自身の持っている知識は常に正しく、
科学の全てとでも思っているのでしょうか。

そして、科学で全てが証明出来るとでも
夢想しているのでしょうか。

科学者は言っています。
この宇宙で科学で証明出来ているものなど、
1%もない
、と。

科学では説明がつかない事象は無数に起って
いますが、その「科学的ではない」事象に
ついて、「科学的ではないから存在しない」と突っぱねるのでしょうか。

もし科学的に証明出来ない事象が現れたら、
それは非科学的なのではなく、「未科学」
なのです。


何にでもすぐに「科学的ではない!」
と言う人々の観察を続けていると、彼らの
人間性は、幼稚で虚栄心に満ちていることが次第に浮き彫りとなってきます。

自身が理解、体感できない事象に対して、
無意識的に恐怖心を抱き、また、理解できるという者に対しては、劣等感を抱きます。

そうなると自己防衛本能が自動的に作動し、
「科学的ではない」という、さも正当性が
ありそうな言葉で自己防衛を図るのです。

こうした方々は、そっとしておいてあげる
ことが賢明でしょう。

無知や稚拙さを指摘したところで、
火に油を注ぐようなものです。

ある医師が、

「人を説得することは、
死人を生き返らせるよりも難しい」

と言っていましたが、これは至言です。

私は仮にも気功師ですので、
「科学的ではない」と言う、挑戦的な方々を
分からせて差し上げることは可能ですが、
そうした事をする気は、毛頭ありません。

なぜなら、面倒くさいからです(笑)

例えば、誰かが鼻息を荒くして、

「空気なんて見えないし存在しない!」
と言ってきたら、皆さんどうしますか?

「その鼻息荒く吸っているのが空気だろ!
バカじゃないのか!?」と反論しますか?

多分、面倒なので、しませんよね(笑)

「そうですか。あなたがそう言うのなら、
そうだと思いますよ。」

とでも言って、当たり障りなく、
適当にやり過ごすのではないでしょうか。

「霊なんて科学的ではないから信じない!」

と宣っている人は、私にとっては、
空気を信じない人と同じレベルなのです。

ですので、相手の知的水準や感性を認めて、ただ意見を尊重するのみ、です。


一昔前は、霊と科学は対立的なものとして
認識されていました。

しかし本当は、霊性と科学は一体なのです。

量子理論物理学と宗教的な教えの間に、
多くの共通見解が存在することは、
科学を知る人にとっては、もはや常識です。

今は「統合の時代」とも言われますが、
それは科学と霊性の統合という意味合いも
含むのかもしれませんね。

お読み頂き、ありがとうございました。


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