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【癒し】カウンセラーの正体【ヒーラー】

心の荒廃が著しい今の世の中、
カウンセラーと名乗り活躍されている方々は多くいます。

プロのカウンセリングを受けたいと考えて
いる方もいることでしょう。

今回は、カウンセリングを受けたいと考えている方に向けて、カウンセラーのざっくりとした人間像をお伝えしたいと思います。

「私はそんな人間ではありません!」

とカウンセラーの方に
怒られてしまいそうで恐縮ですが、
かまわず本当のことを書かせて頂きます。

前提として言っておきますが、
これは悪口や批判ではないという事は
ご了承下さい。

まず、基本的なこととして、
カウンセラーは皆、病んでいます。

私は過去に数多くのカウンセラー、
ヒーラー、治療家に会いました。

私が客としても、プライベートでもです。

そんな中、病んでいないと思うカウンセラーには、ほとんど会ったことがありません。

しかし、これは悪いことではありません。
むしろある意味、当然のことでしょう。

ずっとハッピーに生きてきて、
大して思い悩んだこともない人が、
心病める人の気持ちが分かりますか?

痛みを経験しているからこそ、痛みに対する技術や知識を身に付けている訳です。

痛みを知っているからこそ、同情心が芽生えカウセリングをしようと思うのです。

ただ、痛みを知り癒す技術は持っていても、
自分のことを完全に癒せているカウンセラーは、皆無に近いという事です。

自身が充分に癒やされていて、
カウンセラーをしている人は、稀です。

もし、傷ついた心が完全に癒されたなら、
人は次に何をしたいと思うしょうか。

心が病んでいる時は出来なかった、密かに
抱いていた夢を追いかけることでしょう。

どこかでカウンセリングを受け、
癒された結果、自身もカウンセラーの道に
進む。

これがカウンセラーを志す人の典型的な理由なのですが、それは、カウンセラーになる
ことによって、他者を癒やしながらも、
自身もまた、癒されたいのです。

ですからカウンセラーの人間性は、
世間一般の人とは一線を画した人格者、
という訳でもありません。

むしろ世間一般の人よりも
クセがある人の方が多い
印象です。

先に述べたように「普通」の精神状態の人
であるなら、カウンセリングという行為に
そもそも関心を持ちません。

心の悩みという不快から解放されたなら、
陰鬱とした他人の不快な悩みを聞くよりも、
もっと楽しいことを仕事にしたい、
と普通は思うでしょう。

カウンセリング業界に身を置いているのは、カウンセラー当人は理解していなくとも、
潜在的な課題をまだ抱えているからです。

「私は完全に癒されました。
だから他の人も救いたいのです!」

と言うカウンセラーがいたら、100%詭弁で
あると思って間違いありません。

完全に癒やされた方がいないとは言いませんが、そうした方は、いちいちそんなアピールなどせずに、淡々としています。

再度言いますが、これはカウンセラーの批判ではありません。

彼らも課題や問題がある、普通の人だという認識を持つことが、カウンセリングを受けるにあたって大切なことなのです。

カウンセリングの最大の問題点は、
共依存に陥る可能性が高いことです。

私は治療家としても、患者としても、共依存に嵌まった経験があります。

カウセリングは、金銭のやり取りをしている時点で所詮はビジネスですから、
リピートしてもらい、安定した利益を出してナンボの世界です。

故に、ずっとカウンセリングを受け続けて
もらうように、即ち依存的になるように、
治療側は意図的に誘導するか、もしくは
無意識的に患者の意識を操作します。

そうして常連になった顧客から、
安定的な利益を得ることになります。

それだけではありません。

カウンセラーを特別視するようになった
客に依存されることで、

「自分は頼られる、価値ある人間である。」

と、未だ満たされていない心を、
カウンセラー側も埋めることができます。

利益と自尊心を与えてくれる患者を、
カウンセラーも手放したくはありません。

これが共依存が生まれる主な理由です。

私自身、様々なカウセリングに行きましたが
その時は楽になった気がしても、
本質的な改善は全く見られませんでした。

ただそれは、自身の人生をカウンセラーに
全託し、「変えてもらいたい」という幼稚な依存心が元になっていたからだと思います。

カウンセラーに話しを聞いてもらったり、
アドバイスをもらう事自体は、有益です。

しかし、心の支柱と決定権は、常に自分自身にあることを忘れずにいて下さい。

そうすれば正しくカウセリングを活用し、
そして、カウンセラーから正しく卒業できるかと思います。

ヒーリングやカウセリングの仕事をしている方のご意見、異論反論、コメントはご自由にどうぞ🙂


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