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【長寿の真実】少しの○○が長生きの秘訣

「一病息災」
という、ことわざがありますね。

ひとつくらいは持病があった方が、
体に気をつけるので、かえって長生きする、といった意味です。

これは確かにその通りでしょう。

しかし、「一病息災」には、
上記のような通常の解釈の他にも、
別の解釈…別の意味が含み隠されています。

その別の解釈を知るためには、
病気とは何か、という根本的なことを 
知らなければなりません。

「病気」の目的、意図を考えた時、
「病気」の役割は、人体を正常に保つ為の、
ある種の治癒反応
であることが分かります。

例えば風邪の症状は、発熱や咳、痰によって
ウイルスを排除しようとしている、
立派な治癒反応です。

発疹も、炎症を起こすことで老廃物や
有害物質を処理する治癒反応ですし、
下痢も毒素をいち早く排泄しようとする
治癒反応です。

便秘や血栓などの「詰まる」「出ない」
系以外の症状は、ほとんどは治癒反応による症状という見方で差し支えないでしょう。

ここでちょっと話は変わりますが、
知り合いで大病を患った人って、次のようなことを周りから言われていませんでしたか。

「あんなに元気だった人が、
まさかあんな病気になるなんて」

これは実によくある話で、
元気で精力的な人ほど、病気にかかる時は、重い病気にかかる傾向があります。

なぜ元気そうな人ほど大病を患うのか。

その理屈は単純で、
表面上元気に見える人は、
少しの体調不良や症状という、
言わば病気によるガス抜き=治癒
が起こっていなかったからです。

アトピー患者は、命に関わるような大病にはかかりにくいのですが、それはアトピーと
いう症状で体内から毒を外(皮膚)に出し、体の「健康」を保っているからです。

逆に癌患者などの重病人は、
皮膚はとても綺麗な事が多いです。

それは、皮膚の炎症という形で毒が体外に
出ずに、内臓組織に毒素が滞留し続けたからです。

その毒性細胞が変異したものが、
癌細胞と呼ばれるものになります。

アトピー患者とガン患者、
どっちが長生きか?となれば、当然、
アトピー患者の方が長生きです。

以上の話から、

「一病息災」の別の意味とは、少しの症状は体のガス抜きであるから、ひとつくらい持病があった方が、かえって長生きする。

ということになります。

ですから、
超健康的な生活でもしていない限りは、
1年に1や2度は、高熱を出して寝込むくらいが丁度良いのです。

不摂生で元気そうな人を羨ましく思う気持ちは私もありますが、彼らは、いずれ大きい
時限爆弾が爆発する可能性は高いです。

9割方、体が健康なら、少々の不調はOK!
少しの症状は、長生きの秘訣!

ということを知ることは、
心の健康を維持する上でも、とても有用な
情報になるかと思います。

適切な症状は敵ではなく、
むしろ味方である。

それが健康の真実です。

あ、ちなみに「無病息災」なる諺は、
人間のエゴ意識が造ったものなので、
気にしなくて結構ですよ😁


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