震災から半年

1月1日の震災から半年、被災された方、心身に傷を負われた方に心からのお見舞いを申し上げます。

ずっと書きたかったことがありましたが時間が必要と思い、半年後、7月1日と決めていました。

東日本大震災の時の私
49歳 
仙台市(仙台駅徒歩圏内)在住
家はあったけれど、物が散乱し、余震が続き、インフラ復旧などの問題から約一ヶ月間、姉の家に避難させてもらいました。

そんな私が持っていて良かったもの、持っていれば良かったもの、震災後暫くやめられなかったことなどです。
どこで自然災害があっても不思議ではないので、参考まで。

メガネ
普段は使い捨てコンタクトを使用していますが、水道が止まっていて流水で手洗いができず、メガネ生活。
問題は朝と夜用のメガネでは視力が出ない。
視力が出るメガネは、一日使っているととても疲れるので困りました。
丁度良い度数のメガネが必要でした。

常用薬
普段服用している薬は少なくなる前に病院へ。
たまたま私は薬には困らない状況で、震災後いつも行く時期に通院しましたが、薬の工場が被災していたらしく通常とは違う薬が処方されました。お薬手帳はとんでもなく役立つので、お手元に。

現金
職場の近くに飲食店が多く、お店で作ったモノだけではなく、調理ができないお店は材料を販売していました。
この場合は現金が便利。たまたま母の誕生日が近くて、いつもより多めに現金を持っていて助かりました。

暫くやめられなかったのは、お風呂の水を溜めたままにすること。
それまで入浴後は換気のためにすぐに抜いていたのですが、震災後は生活に必要な水が使えない恐ろしさを知り、次のお風呂までぬけなくなりました。

他にもアレルギー用の薬とか、飲料水用のポリタンクとかいろいろありましたが、今は実践していないことも多く、自戒も込めてこれを書いています。

半年
現地ではまだまだ落ちつかなかったり、その割にはいろいろと考えてしまったり、人の数だけ日常と心の問題もあるかと思います。

うまいことは言えない、というよりうまいことなんて言いたくない。
でも
あまり、自分の体力を信じ過ぎず、休める時は休んで下さい。甘えられる時は周りに頼って下さい。

一日も早い復興を、というのも…。
急がなくていい。
楽しいことがあれば、楽しんで欲しい。

暑い日々が来ています。
とにかくご自分を大切になさって下さい。



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