見出し画像

#26 伏見港公園で観桜

2024年4月6日。
昨年鴨川縁で行った花見が素晴らしかったので、今年も同じ場所でと思っていたが、自転車に跨るなり「……痛っ!」という表情になる連れ合い。
自転車のペダルを漕ぐ動きは、まだまだ膝に大きな負担がかかるらしい。

急遽行き先の変更を考える。
やはり車で行けるところにした方が良さそうだ。
背割堤は人でごった返して酷い渋滞のはず。哲学の道はお弁当を広げる場所がない。京都御苑は何だか芸がない……。(いいところですよ!)
暫く逡巡して絞り出したのは、伏見港公園。
以前にどなたかのブログで伏見港公園で花見をしたという記事を読んだことを思い出したからだ。

伏見港公園は、1594年に豊臣秀吉が伏見城を築城する際に大阪との水運の拠点として栄えた河川港(伏見港)の跡地を戦後、地域のスポーツの拠点として埋め立てて作られた。
付近には20を超える酒蔵があり、坂本龍馬が襲撃された寺田屋旅館もある。言うに及ばず京都の中でも観光客に人気の場所だ。
周囲には伏見城の外濠だった濠川が張り巡らされ、観光客向けに、十石舟や三十石舟が運行している。

今年は、そんな濠川の畔で花見をしました。

残念ながら快晴とはならず薄曇り
第1陣。私が作ったのはキーマカレーのみ。新玉葱とプチトマトを刻んだものをかけて唐揚げと一緒に喰らう
第2陣。サンドイッチ
十石舟が目の前を行き交います
舟だけでなく、京阪電車も通る(ミャクミャクラッピング車両)

青空は見えなかったけれど、良しとしよう。濠川を散策した後、大手筋商店街を冷やかした。
春爛漫の伏見を満喫した午後だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?