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幸せの条件5つ

私は、父を亡くしてから2年間、人生の意味について考えています。

山ほど考えていることがあるのですが、今日はそのうちの1つ、『幸せって何か?』をテーマにしたいと思います。

様々な書籍を読んだり、自分の体験をもとに考えた私なりの結論です。

まず、私が思う幸せの条件5つを挙げます。

1.朝、目が覚める
2.ご飯を食べられる
3.お風呂に入れる
4.大切な人がいる
5.本が読める

上記、5つに+αすると、さらに幸福感があがる条件4つを挙げます。

1.自分で決めること
2.人の役に立つこと
3.没頭できる趣味
4.行きたいところに行く

一つ一つ、掘り下げていきます。

1.朝、目が覚める

もう、それ出来なかったら死んでるじゃん!って話ですよね。そうなんです。
朝、目が覚めるということは生きてるってことなんです。
昨夜眠って、今朝目が覚めた。
今日も生きている。
今日も1日が始まる。
それだけで結構良くないですか?
ラジオ体操の歌詞って結構、的を得てるなと思います。

死の数日前から、ほとんど眠ったような状態で過ごし、遂にそのまま目を覚まさなかった父のことを思うと、朝、目が覚めるって当たり前じゃないんだなと思うのです。

2.ご飯を食べられる

ご飯を食べると一言で言っても、そこに至るまでの過程って、結構色々あります。
食材を買うお金、調理する為のガス.電気、食事を欲する健康な心身が必要です。

3.お風呂に入れる

ご飯と同じく、電気.ガス.水道というライフラインに加え、自分でお風呂に入って、自分の体を洗うには、健康な体が、湯船に浸かることを気持ちいいと思うには、健康な心が必要です。

4.大切な人がいる

既婚であるかとか、恋人がいるかは関係ありません。同居しているかどうかも関係ありません。
『大切な人』と聞いて思い浮かぶ人が、1人でもいれば、人生の糧になります。

5.本が読める
これは、本じゃなくてもいいのですが...
私は本を読むのが好きなのですが、本を買うお金、本を読む時間、本を読む心の余裕がないと出来ません。
これは、朝目が覚めて、ご飯が食べられて、お風呂に入れる暮らしの上に成り立つ条件です。

+α1.自分で決めること

些細なことでも、自分で決めることです。
例えば、ランチを食べに行って、誰かに「これを食べなさい」って決められたのと、何種類かのメニューから、自分で好きなものを選ぶのとでは、結果的に食べるものが同じだったとしても、後者の方が幸福度が高いと思います。
何を食べるか?という小さなことから、進路決定等、大きなことまで、自分で決めて納得していることが重要です。

+α2.人の役に立つこと

人間は社会的な動物です。
自分の存在が誰かの役に立つという経験は、自己肯定感を高めます。

+α3.没頭できる趣味

時間を忘れるくらい、夢中になれることです。
出来れば、受動的なものでなく、能動的なもの...何かを自分で作ったりすることだと、より幸福度、没頭度が増します。

+α.4行きたいところに行く

行きたいところに行くって、幸せの条件1.2.3.5に、+α1の自分で決めるの掛け合わせだなぁと思います。健康な体と、交通費、時間と心の余裕があって、どこに行くかを自分で決めて、初めて実行できます。

幸せの条件5つだけでも、それに気がつける心があれば、幸せを感じられると思います。

そこに+αが加わったら、もう何も望むものなんて、ないんじゃないか?と思えます。

ここに挙げた9つのことを、当たり前のことと捉え、これらは当たり前だから、幸せになる為には、もっと多くのことが必要だと考えれば、それが現実になるのだと思うのです。

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