競馬場

私は大きいレースのある時に、競馬場へ行って全然知らない人達と、盛り上がるのが好きだ。
コロナが流行る前は、大きいレース(天皇賞とか、ダービーとか)でも、競馬場へ行けば確か100円だったか入場料を払えば誰でも、何人でも入れた。
年老いた父や母を連れて、芝生で観戦した思い出がある。
馬券もマークシートが主流で、記入が間違っていたりすると、マークシートを入れる機械の横の窓から係の人が顔を出して丁寧に、記入方法を教えてくれた。
競馬場へ来ている人達は、ほとんどの人がイメージする人(競馬新聞と赤鉛筆を持ったその道何十年)と、男性グループと、お父さんが競馬大好きの子連れファミリーだった。

コロナが流行ってからは、大きいレースを見に行こうと思うとインターネットで申し込み、申し込んだだけで入れるわけでなく、さらに抽選となった。
運良く当たったら競馬場入り口で、QRコードを提示しながらバッグの中を見せる(危険物確認の為)という手順でやっと中に入れる。
この時点で、運を使い切った感じで馬券がいつも以上に当たらない気がする。
そして、馬券購入方法もマークシートもあるが主流は、携帯で買いたい馬券を入力してQRコードを機械にピッと当て購入というものになっている。
もう、インターネットが使えなかったら競馬場に入れないし馬券も買えない時代なのかー!
なので、今までの熱い競馬ファンの競馬新聞と赤鉛筆の方は、ほとんど見なくなりました。その代わり女性同志のグループや若いカップルが多くなり、ちょっとしたアミューズメントパークみたいになっている。

ファンファーレが鳴って、手拍子して叫んで、馬が走って、場内がどよめいて…その空気が心震えて
この数分の為に、またインターネットで申し込む。

今週は、ダービーがある。馬券より入場券が当たりますよーに^_^

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