「僕の大好きな妻!」最終回を観て

 ネタばれがあります。視聴予定の方はお気をつけください。

 「 もう最終回!」と残念に思いながら観ました。店長にフォローされながら懸命に働いていた知花ですが、ある朝ベッドから起き上がることが出来なくなってしまいます。

 夫の悟は、知花のために発達カフェの仲間たちに相談に行ったり、お見舞いに来てくれた店長に話を聞いたりと奔走します。

 知花の職場では、店長が知花だけでなく、みんなが自分の得意なことを生かして働ける職場を作り、知花はまた働けるようになります。

 働く人みんなに優しい職場は、障害者にも優しい。みんなに優しい社会は、障害者にも優しいとも言えます。 

 でも現実は、日本は優しい国ではありません。多数派が普通と言われ、はまらない人は弾き出されます。ちょっとしたことで他人を批判し、マウントを取ろうとします。

 長女が障害者かもとわかった時「普通って何?」とずっと考えました。みんな違うのが当たり前で、普通なんて存在しないはず。なのに、日本人は普通という概念に縛られている。 

 このドラマで、みんなが歩み寄ってお互いを尊重し合う様子を見ることができました。なんて温かくて優しいんだろう。現実が少しでもドラマに近付くことを願います。そして自分もいろんな人を理解したいと思っています。 

 

 

 

 

 

 


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