味の素
自分を誰かに受け入れて欲しければ、受け入れてもらいたい自分を相手に提示する必要がある。
提示のやり方はなんだっていい。
だけど正確に伝えないとだめ。受け入れてもらった自分以外の自分が後々顔を出すと、話が違うぞ!となる。
だから、受け入れてもらう自分はなるべく素の自分のほうがいい。
でも、素の自分を提示できたとして、それを受け入れるかどうかは相手に委ねられてる。
相手が自分を受け入れないと決めた時には、受け入れられなかった自分を自分は受け入れなくちゃいけない。
そうなりたくなかったら、相手に受け入れてもらえそうな自分にならなくてはいけない。
でも、受け入れてもらえそうな自分になるのは、簡単じゃない。
心の核、芯の部分から変わることは多分できない。変えられるのはせいぜい皮一枚分。表面上でしかない。
だから、表面上だけでも相手に受け入れてもらえそうな自分になる。芯の部分と食い違う自分を演じる。仮面をつける。
そんな変な頑張りの末、受け入れてもらえる。
受け入れてもらったとしても、さっきつけた仮面は外せない。それが素の自分と偽ってるから。
嘘がバレたらまずい。突き通すのもしんどい。
そもそも演じるのも楽じゃない。
じゃあどうやって受け入れてもらうの?
別に受け入れてもらう必要なんてなくない?
別に1人でだって問題なくない?
別に1人でも生きていけるじゃん。
そうじゃん。なんで悩んでるんだっけ。
あ、寂しいのかな。
あ、いつもそうだった。なんてことないや。
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