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食べてすぐ横になると牛になる なんで?

それは反芻(はんすう)です。

反芻とは一度飲み込んだ食物を再び口に戻して
また噛んでから飲み込む事で
牛には胃袋が4つあります
1の胃袋をミノ
2の胃袋をハチノス
3の胃袋をセンマイ
4の胃袋をギアラ
で1、2、3の胃袋は発酵貯蔵庫で
消化をするのは4つめのギアラだそうです。

牛は飲み込んだ食物を何度か反芻して細かく摺り潰し
咀嚼しながら混ざった大量の唾液と一緒に飲み込み
3つの胃袋でそれぞれ発酵を進めて
最後のギアラで消化するのだそうです。

なぜ豚では無くて牛なのか?

つまり、
お腹いっぱい食べた後で直ぐに横になると
「太るよ」と注意しているでは無く
飲み込んだ食べ物が口に戻ってくるから
「ゲロ吐くよ」と注意しているのです。
でも食べて直ぐに「ゲロ」と言う単語は品が無いので
柔らかく「牛になるよ」と言っている
昔の人の思いやりなんでしょうね

昔は牛が最大の財産でもあったはずですし

昔の農家さんは学校に通えない人も多かったはずなのに
その知性の高さが解かる言い回しですね

ではまた!


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