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視座と覚悟

最近、社内外問わず、先輩後輩問わず尊敬する方とお話する機会が多く、自分と違うなと思った点についてです。
自分に対して、その方々は興味を持つ・課題感に思う範囲が広い、視座が圧倒的に高いなあと痛感しました。3つの場面ごとに振り返ります。


1 事業責任者の方とのお話

貴重なことに、自分が配属された事業責任者を担っている責任者と1on1させていただく機会をいただきました。その方は、視座を行き来できるというか視点を意識的に上下させて見ていることに衝撃を受けました。

全体最適と部分最適の両輪を回すことが大切で、マーケと営業の調整弁を担い、売上の最大化、また粗利の最大化のための課題はなにかをズームインして見つけているんだと言うような内容を仰っていました。
さらに3-5年後の計画から必要な動きはなにかなども考えられており、自分とは見ている範囲が桁違いに広いお方だと痛感しました。

なぜそこまで見れるのか。業務範囲がそうさせたのか、過去の経歴がそうさせたのか、、強い覚悟があるのか、、今度お聞きしようと思います。

2 エンカレの同期とのお話

ある超大手企業にいった3人ともが、政治だの企業の動向だのについて主体的にキャッチアップしているのに対し、自分は全くそのような情報についてキャッチアップしていません。
必要ない情報と思ってしまいます。
自分がキャリアを歩むうえでそのような情報は、直接的な関係はないノイズで、そんな情報を得るなら本や会社の情報をインプットしたいと思ってしまいます。

どちらがいいではなく、どちらもバランスを取る必要があると思うので彼らを見習って経済ニュースに関心を持てるようにしようと思います。
※どなたか、政治・経済などの社会の動向について知る必要がある理由を教えていただきたいです。。やる必要があるのはわかっていますが、腹落ちしておりません。。

3 「覚悟の論理」を読んで

2の出来事から反省して石丸さんの本を読んでみました(ニュースはそんなに見れていません。。)
引っ越して間もなかったので投票できませんでしたが、漠然とすごい方だと思っていました。

最近の悩みである視座の拡大について、納得する形で書かれていました。

石丸さんはなぜ安芸高田市長として茨の道を進み続けることができたのか。
僕の解釈では2つあって
(a) 明確に課題だという根拠を持ち、使命感を感じている
(b) 役割を全うし、責任を果たそうとする姿勢

(a) 市長になられた際も、前職での経験や長年住んできた経験から、市への課題が感覚的のみならずファクトベースで理解していたとのこと。そのうえで、現状を変えなければならないと強い使命感に駆られて、市長に立候補し、就任後もファクトに向き合い続けたそうです。

(b) 自己決定したものについて責任を持ち、市民に情報を開示する義務があるという思いを体現されていました。特に驚いたのが、自分が炎上して市が再生するならコスパがいいみたいなことを書かれていたことです。強い課題感を持っていて、有るべき姿にしたいと強く思うからこそなのかもしれません。

内省

僕のやりたいこと・役割というものが明確ではないので、社会について関心を持ち、自分のやりたいこと・役割というものは何なのかについて知ろうとする必要がある。
その過程で向き合うものができ、覚悟というものが醸成される。
その結果として自然と視座が高くなるのならば、
視座を彼らのように高くしないとではなく、自分の役割はなにかについて常日頃からアンテナを張り巡らせたほうが良さそうです。

がまだまだ内省中です。。


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