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次を感じる瞬間
旅行先で行きたかったお店が臨時休業だったとき、落ち込んでいた自分に対して友人が
「また今度来た時に行こ!」
と言ってくれた。
それが妙に嬉しかった。
次があるんだと思った。
その友人と同じ旅行先に行くことになるのは、きっと数年かしばらく経ってからだろう。
この人は、そんな先の未来でも自分と旅行に行きたいと思ってくれている。
ただのフォローでそんなつもりは無かったかもれしないけれど、そう感じるような言葉だった。
この事があってから、
旅行などで出来なかったことがあっても
「次回の楽しみが増えた!」
と前向きに捉えるようにした。
さようならの挨拶を「またね!」に変えた。
変わりゆくのが世の常、ただの口約束でも「次がある」は自分を安心させてくれるものに感じた。
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