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息が詰まるつまらない大企業
この季節で思い出すのが、現場に出ずに涼しくオフィスで事務仕事をする前の職場の同僚たち。あーここは涼しくていいわー。とか言ってる。お昼休みになって暑いなか外へ出かけて帰ってきてひとこと。暑さで死ぬかと思った。
お前たち職場に涼みにきてるんか?
仕事してないやん。朝から晩まで机に座ってお菓子食べながら冷たいお茶飲んでる。お菓子は引き出しにいっぱい買い置きをしていつもパリパリ食べて定時を迎える。
当時のわたしは半分事務所で半分現場。修理品が現場に来て箱を開けて数を数えて並べて写真を撮って夏は暑くて冬は雪の中でも作業をする。きついし重たいし。
そんな中、置いてある資材が尖っていて足を切って血を流すとか日常。ある時、重量物が手に引っかかって手が捻挫みたいになり腫れる。
自腹で近所の外科に行きやはり捻挫だった。業務上の怪我なので治療費を請求する。
職場の安全担当課長と上司とで面談して交渉するが彼らは業務上の怪我とは認めなかった。絶対に。本人が訴えてもダメだった。第三者の証言がないとか、証拠とかが無いとダメだと。挙げ句、なんで一人作業をしたのだと言う始末。
そんな彼らには現場で事故があれば自分自身の評価が下がる。安全意識の教育の欠如で事故が起こった自分の責任。評価下がれば出世は無い。
そんな会社の親会社は安全専門の部署があるぐらいの大企業。それに倣って同じように指導する。子会社と言えど職場を巡回し、違う色の作業着を来て緑の腕章して緑十字のヘルメットして言いたい放題。細かく指導してくる。
そんな面倒な会社は滋賀県にある。古くて成長しなくてどん詰まりの大企業。株やる人は見向きもしない面白くない企業である。
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