見出し画像

タバコと人生を燃やし続ける老人

先日の記事の老人Fは、定年になってから代わりを巨乳好きのそうさつ男に継いでしまった。この男社内いちバカで、上に媚びて下に強い植木均スーダラ社員。
この男の話では無くて老人Fの話。わたしのことが好きなのか技術者であったわたしにいろいろ意見を言ったり諭したり、特に嫌味な言い方ではなくてちゃんと教えてくれる。いい話を教えてくれたり有り難かったりする。

ただし、許せなかったのは、ものすごくタバコ臭いのである。クソ吐き気がする。下衆の悪臭の極みハマカーン。自分でもわたしより上のスモーカーはいないって豪語している。わたしが辞めるとき彼はすでに70を超えていた。役員なら定年は伸びて顧問とか、参事とか妙な役職名となって会社に飼われる。仕事もしないでエサをもらって周りに静かに吠えたりして。

この人たち、本当に引退したらどうするのだろう。何にも残らないだろうな可哀想本当に。あと死ぬだけやん。で、老人Fはいう。わたしが燃やしたタバコの額を計算してみたら恐らく家が建つぐらいやと思う。

健康にも悪いし、吸い殻のゴミは出るし、空気を汚して周りは不快だし。
いいところ一つもない。学者肌なんだがこの面ではおバカなのである。
彼はガリガリに痩せて、もしかしたら病気かもしれない。頭蓋骨が透けて見える。やはり今でも会社に飼われてタバコを燃やし続けて人生を終えるのであろう。いと哀れ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?