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三流の設計で偉そうにしないで

琵琶湖が近くにある大手企業、そのグループ会社。そこから丸投げで装置を受注していた。丸投げというのは、いわゆるブァブレスと言うビジネスモデルなんだが、そこの設計レベルは中学生並で受注金額も押し付けられているようで採算合ってるか甚だ疑問である。大損していると思う。なぜならアホみたいな部品が必要なのだから。

ステンレス302の一辺300ミリの6F材これの真ん中をくり抜いて部品を作る。加工時間は3時間マシンチャージは毎分9000円なので加工だけで数十万円の部品。材料費管理費他で何十万。ほとんど切粉作るお金。あと板厚25ミリ長さ2500ミリのステンレス302平面研磨、平面度10ミクロン。できる訳ない。測定しようもない。ステンレスは磁石につかない。気温差で捻れるスルメみたいに。なので加工するところが無い。これを発注元の三流会社の設計に伝えると対外窓口で全て止まる。そんなん知るか、なんとかしろって。

だからその会社はグループ傘下であってもエンジニアリング力すら無い会社だ。
図面は毎週金曜日午後に紙袋ふたつ、約100種類の図面が持ち込まれ、即座に3部コピーして外注先に振り分ける。当日の処理は無理で翌土曜日は毎週出勤。午後1番宅配便で数社に送付。月曜日到着。で、またその週末金曜日午後に図面。こんなアホな図面いっぱい見た。こっちまでアホになる。

そこの設計レベルは教える人も居なければ教わる人も大した事無い。いい大人がこんな図面描いて外部に出してほんと恥ずかしい。これで給料もらってはいけない。

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