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少し手応えを得られた相談支援の進め方

こんにちは。
相談支援が好きなソーシャルワーカー兼カウンセラーのひろっしーです。
今日は「少し手応えを得られた相談支援の進め方」というテーマで書いてみます。


先日、神田橋條治先生の本を読んで、あらゆる治療技法は詰まるところ、

その人の中に、反対のものが、少し増えるようにしてあげる。これで全部。

神田橋條治著「治療のこころ巻二・精神療法の世界」P85

ということを学びました。

例えば、色々考え過ぎて動けなくなっている人がいた場合、具体的に何をしたらいいか行動について一緒に考えていくって感じですね。
逆に後先考えず行動に移しちゃう場合は、どういう意図を持って行動されているか、行動した結果どういう影響があるか、等を言葉にしてもらってイメージを増やす、という形になります。

まだまだできない場面が多いですが、今週はずっとこの技法を意識して相談支援をしてきたので、いくつかの場面でお役に立てられた気がします。

これって詰まるところ、いつかのnoteで書かせてもらった、娘がまだ肌寒い中半袖で登校すると言い張った時に、妻が「寒くなったらトレーナー着なさいよ」と言い聞かせ持たせた出来事と同じ感じだなっと思います。

「半袖で登校したい!!」という感覚、行動優位の娘に対して、妻が「寒くなったらトレーナー着なさいよ」って足りない思考、イメージを補ってあげている、という訳です。

この、娘(相手)の意向を尊重しつつ足りないところをそっとあたたかく添える感じがいい支援になるんだろうなぁと感じます。

少しうまくいって掴んだ感じがあったので、noteにしてみました。
今日もここまで読んで頂き、ありがとうございました!!

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