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助言と異なる選択をされた場合にできること

こんにちは。
家族関係の相談屋さん、ひろっしーです。
今日は「助言と異なる選択をされた場合にできること」というテーマで書いてみます。
自分が日頃している相談支援の進め方の振り返り回です。


昨日違う職種の方と話す機会を頂いて、福祉機関で困っている方の相談支援を行っていることをお伝えしたところ、「とはいえ、アドバイスを受け入れない方の方が多くない?その場合どうしてるの?」と質問されました。

まずは前提として、その方の人生に関わることなので、私の助言の方が正しいということは、まずないです。

ただ、例えば、精神状態が改善しないまま再就職を決められる場合とか、お子さんの強い拒否が見られる中親御さんが登校を求め続けるとか、そういった選択を相談相手の方がされた時は、助言を受け入れて欲しいなぁという気持ちになりはします。

では、そういった時、何ができるか?
私は、2つできることがあると思ってます。
1つめは、選択までに考えられたことや大切にされたいことを聴くこと。
その選択の内にはその方の価値観があって、価値観の中にはその方のこれまでの人生の歩みや痛みがある訳で、そこは聴くしかないよなってことがよくあります。

2つめは(今日の本題はこちらです)、もしもの時の対応を一緒に考え決めておくこと。例えば、精神状態が回復しないまま就職を決めてしまったケースであれば、「〇〇の症状が3日続けて出たら、△△に相談してね」とか、セーフティネット先や使うタイミングを決めておきます。こうすることで、残念ながらうまく行かない時、軟着陸できるように取り計らっておくんですね。

ただこれって実は日常的によくあるやりとりで、先日もまだ肌寒い中4歳の次女が半袖で幼稚園に行くと息巻いてきたので、妻が「寒くなったらこれ着なよ。」とトレーナーを持たせてました。

私が仕事として、していることもおんなじだよなっと思います。

今日も読んで頂き、ありがとうございました!!

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