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映画「カラオケ行こ!」31回目、および32回目(①成田狂児大生誕祭および応援上映)を見た後の私的な覚え書き。


⚠ネタバレしかない。 
⚠オタクの私的な覚え書き。 
⚠オタクの妄言多謝。 
⚠「カ!」原作は、映画前に一度読了済みだが、原作との違いをあーだこーだ言うつもりは一切なし。 
⚠「ファ!」未読。


今回の生誕祭の前にも付いているけれど、大生誕祭の「大」って、自分からハードルあげてるの、なんなんやろか…と、いつもちょっと気になる。
あ、成田狂児さん、お誕生日おめでとうございます。

まだ幼少の頃、母に連れられて行った県庁所在地にある百貨店の催事場で「大中国展」なるものが開催しており、暇だから見てみようとなったわけだが、ただの「中国展」ならば、多少しょぼくても、まぁ、こんなもんかーとなるところを、わざわざ自分から「大」という冠をかぶってしまったがゆえに、なんや、しょーもな…という感想になり、それから、どこかの催しに「大」が付いていても、どーせ、たいしたことないんやろ、と思ってしまうようになった。

デパートの催事場の規模感からして、なんでもかんでも「大」をつければいいって話でもない気がするし、受け手側として「大」を感じられなければ、それは拡大誇張表現だとも捉えかねないのに、よぅ言うわと、半笑いになった記憶があり、今もその認識で生きているので、聡実くんの生誕祭の「大」と比べてしまうと、どうしても引っ掛けるというか…ね…
まぁ、狂児は大人で893やし、なんなら他の仕事で忙しいやろうから、見方によっては、1日だけの開催なんて、めちゃめちゃレアやなーと、前向きに捉えておこうと考えを改めるオタクです。

だって、1日限定の入場特典なんて、太っ腹すぎるぜ、公式さん!
しかも2種類て…
普通に、グッズ販売してくれていいのに。
普通に、グッズ販売してくれればいいのに。
グッズ→ネットでも売り切れ状態になってるんやから、ただで配らんくても、オタクは買うで。
むしろ、金は出す。
やから、買わせてくれ!!と、切に思う今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
私は、ようやく後任の人に業務が引き継ぎ出来るので、ちょっと肩の荷が下りてますが…
続いてくれるといいなー。
業務担当者が人事異動、私も契約終了でいなくなるので、来月から支社内に事務方がひとりだけ…
まさかのワンオペ状態を受け入れて就業してくれたのだから、続いてくれるといいなーと、私には、祈ることしか出来ない。

そんなこんなで、5日は仕事場に近い比較的大きめな映画館のチケットが取れたので、スケジュールが合った友人と一緒に観に行くことになったけれど、会員登録済みで一般発売よりも少し早めに買えるから、そんなに急ぐこともないかーと考えて、先行販売開始すぎて1時間チンタラしていたら、あっという間に座席が6割方、既に埋まっていて、その速度にビビった…
前回、友人と一緒に観に行った時、上映2回目だったこともあり、私が無意識に「エロ…こわっ…かわいい…」と不審者のごとく、隣の席で情緒不安定に、ぶつぶつ呟いてたらしく、友人に苦笑いされたけれど、今回は、声出しOKなので、問題ナシ。
あと、応援上映は、どうしても集中して観られないので、前日に、普通に1人だけで鑑賞済み。
聡実くんの裾のリブ部分が、何回も洗濯してるからか、テロテロになったパーカーさえ、かわいくてかわいくて、愛しくて、参った…そら、なんでも買うたるわという心境にもなる。(真実はひとつ)



以下、今回が上映2回目になる友人へ、メールで送った覚え書き。

↓映カ!応援上映観る前、前提としての予備知識…いらんかもだけど(返品不可)
①冒頭の聡実くんと狂児のファーストコンタクト
(公式音声ガイドより抜粋)
聡実くんを「舐めるように見る」男…
→ガイドの言い方よ…
→決して、私の幻聴ではない。

②天使の歌声を持つ子どもとの、神からのお告げのような、綾野“狂児”曰くの「運命的な出会い」
→この認識がある為、狂児の初っ端からの「舐めるように見る」行為、また「歌がうまい中学生」に対する謎な優しさ+既に高すぎる好感度+湿度と粘度のある、つきまとい行為というバカデカい矢印の感情の発露が、なんとなく理解できるのでは?…多分、知らんけど。 

③応援上映に関しての予習
→狂児にデフォでかかる声援の例
「足が長い」
「顔がいい」
「かわいい」(ダブルピース)
「その女、誰」(カズコ)

→聡実くん
「逃げて」

→聡実くんと狂児のイチャイチャシーン
「Fuuuuuuuー!!!!」

→その他
「鶴」(傘)
「YOSHIKI、ありがとう!」
「KADOKAWA、ありがとう!」(エンディング)

④狂児「綺麗なものしかあかんかったら、この街ごと全滅や」
 (インタビュー抜粋) 
綾野「そこだけ切り取ると哲学を持っているように聞こえるかもしれませんが、あれは、狂児にとって聡実への純粋なエールです。感情を変容させずにストレートに発した言葉。狂児は、『大人の手練手管で聡実と向き合ってはいけない』ということを、本能的に察知できる人です。それが、狂児の本質的な凄味であり、だから聡実も相手がヤクザであるとわかっていても、当たり前のように一緒にいられるという説得力に変わる。もしあれが、大人としての経験則に基づいて、狂児が発していた言葉だったとしたら、きっと聡実には響かなかったはずです。目の前の相手を説得や納得させようと思って発したわけでなく、あくまでも聡実と同じ目線で世の中を見渡した瞬間に、狂児の内側から、ポッと生まれ出た言葉だったような気がします」 
→狂児の聡実くんに対する言動は、全て計算や打算なしのストレートな感情の表現らしいので…
それを念頭に、893の人、見てあげて…

個人的には「天使の歌声に出会った…お告げやと思おたわ」「聡実くん置いて、死なれへんしな」あたりには、おい、待てや…て、なる。
それ、本気でたらしこんでないんやな?ほんまやな??って、893の胸ぐらを掴んで問い詰めたくなるのは、何故だろう…
とりあえず、私は、聡実くんを見てます、893の人と同じくらい、No瞬きで。(ホラー)


以上、一応フラットな姿勢で、第三者の友人に伝えようとしたメール内容+追記だけれど、最後、やっぱりどうしても、納得できかねる思いが、情念的に漏れ出てしまった…
まぁ、しゃーない。
捉え方は、千差万別ということで。

私は、かなり偏執的なオタク、いわゆる、腐女子の成れの果ての貴腐人?進化系??
まぁ、古残なヤオイ組という枠があれば、100%そこにしか居場所はない人間なので、なかなかに偏った考えで、受け側(掛け算の右側)をほぼ99%の割合で、丸ごと愛でる嗜好が強い。
基本、エロはあっても無くても、どちらでもいいし、あって困ることはない、というスタンスである。
純愛しか受け入れないというワケでもないが、ソコに「愛」がないのは、拒否感が激しくあるので、攻めからの「愛」ありきの行為ならば、多少の痛みやスカなどは、サラッと流せる。
けど、受けが攻めに愛されていないのは、心が死ぬから、個人的には、出来れば見たくないなーと思う。

攻めから、受けに向かう矢印は、多ければ多いほど良いし、デカければデカいほど良い派なオタクです。
なので、この映画軸のカ!に、こんなに情緒をヤラれているんだろうなと、客観的に思うなか、今回、何が言いたいかというと、そんな人間性なため、本当に申し訳ない話だが、狂児への「愛」→約1%くらいなので、成田狂児大生誕祭が応援上映式なのが、めちゃめちゃ居た堪れないって話なワケでございます…
狂児に、無い「愛」は、叫ばれへんねん…

ま、それも、しゃーない。
みんなが各々、自分は幸せだと感じていれば、こっちから見て、不幸せそうでも、別に本人的にはそれでいいんだろうなーと思うし、みんな、自分の価値観で、勝手に幸せになればいいとも思う。
自分の幸せが「何」かは、他人にはわからないだろうし、個人的には、わかってもらわなくても、自分が幸せならば、仮に「あの人、かわいそうやなー」と誰に、何を思われていたとしても、全く関係はないのである。

余談だが、亡くなった母に「かわいそうに」と、面と向かって、言われたことがある。
一瞬、なんなん?と、ぽかんとした。
彼女のなかでは「将来、ひとりで年老いた自分の面倒をみさせる。お金の苦労もかける。精神的な苦労もかける。好きなこともやらせてあげられない」といった色々な感情からの「かわいそう」という言葉なのだろうと、今も、当時の私も理解できているし、彼女が、私のことを、そんなふうに思うのは、彼女の勝手なので、別にいい。
けどさ、それ、本人に言う必要ある?とも思う。
勝手に、そう思っていてほしかった。
だって、私自身は、私の「そうなるだろう」的な未来の境遇や、その時点での境遇を「自分がかわいそう」だなんて、これっぽっちも考えていなかったのだから。

失礼な話だよなーとも、思う。
非常に、個人的な見解を言わせてもらうならば、何かに対して「かわいそう」と、憐憫や同情の感情を持つならば「そう思う、お前が何とかしてやれよ」と思ってしまう。
例えば、捨て猫を見つけたけど、私のアパートは動物の飼育禁止だから、飼いたくとも無理だし、アパートを引っ越してまで、その命を救ってあげようとはしていない時点で、私が、その捨て猫に思う感情は、自分自身の不甲斐なさを責める「申し訳ない、ごめん」なだけで「かわいそう」では、決してない。

母から「かわいそう」と言われた時、一番に思ったのが「そう思うなら、お前が何とかしてくれや」だったし、現実的に生活費全般を担っており、それに対して、マイナス的なことは何も、彼女には言っていない自分に対して、大概失礼じゃね?という、呆れた気分になった。
なので、その時の私の返答は「そうかなー」(半笑)である。
あなたが、私のことを「そう思う」なら、思っていればいい。
私は、私のことを、そんなふうには思ってはいないのだから。
自分で、自分のことを「かわいそう」って思ってしまうのは、あまりにも惨めな気持ちになるし、たとえ、本当に「かわいそう」という境遇になったとしても、自分だけは、自分のことを、そんなふうには思いたくない。
そんなふうに、自分のことを思ってしまったら、笑って、死ねないではないか。
自分は自分、人は人、ただそれだけ。

だから、聡実くんの「幸せ」と狂児の「幸せ」のカタチや想いが、それぞれ違っていても、まぁ、せやろなーと思う反面、2人の「幸せ」が、まるでパズルのピースのように、カチリとハマってほしいとも思ってしまう、それは、やはり聡実くんの「幸せ」のために。
ついでに、狂児も幸せだといい。(言い方…)

あ、聡実くんのことを「かわいそかわいい」→「かわいそう」+「かわいい」で、前出の覚え書きで、めちゃめちゃ熱く語ってますが、聡実くんに思う私の「かわいそう」のスタンスは…
もし、仮に、オタクが、なんとか(狂児とのファーストコンタクト阻止)してあげられるのならば、私の今もてる全ての力で、なんとかしてあげたいと、本気で思う。
けれど、それと同時に、あんなガチでヤバそうな893(強粘着タイプ)に「運命的に」見つかってしまった聡実くんに対しても、聡実くんが狂児と出会うこと、それは狂児自身は「運命的」だと理解して、未だ狂児のことを認識していない聡実くんに、強制的に自ら出会いに行ったけど(当たり屋やんけ…さすが、宇宙人とキョンキョン↔タマタマな仲やわ)、聡実くん側としても、そんな狂児と出会うこと自体「運命」だった気がしなくもないので、私は、聡実くんに対して、きちんと同情している。
中学3年生、かわいそすぎるやろ🥺

いつだって、ほぼ9割方、受けの幸せしか、祈ってはいないオタクなので、自分が、この映画軸での二次的妄想を繰り広げるとしたら、3914の世界線からは、今は絶対に、動けないし、多分、抜け出せない。
この映画軸での2人の「幸せ」の頂点は、スナック・カツ子での聡実くん♪紅絶唱後だと、個人的に解釈しているので。
そんな偏った考えのもと、pixivにて#狂聡小説をちまちま、アップしています。
完全なる自己満足+自給自足の生産ラインで、同士は少なく、尚且つ時間軸が、めちゃめちゃ狭いので、あんまり妄想の余白がないのが難点だが、オタクの意地で、聡実くんだけは幸せにしたい…
それが、今の私の「推しへの愛のカタチ」である。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22052133

ちなみに、個人的に感じるのは、原作の聡実くんはO型らしいですが、映画軸の聡実くんにはA型の匂いが、どことなくする。
あと、映画軸の聡実くんは、宇宙人イベント後は、結構な確率で、そのレア度が高いっぽい、はにかみ、微笑みがポロポロするのも、とてもかわいい。
狂児は、見てへんけどな(棘)

そして、893大集合カラオケ教室でのリスペクト加減を見るに、映画軸の狂児は、聡実くんのことを「ガキ」とは言わなそう。
なんとなくだが、映画軸の狂児は、聡実くんよりも、子供っぽく振る舞っているイメージが強く、私のなかでは、前出の覚え書きでも書いてはいるが、狂児のおふざけや、おちょくりは、中学2年の和田くんと似たりよったりな感じを受ける。
そこのガキっぽさと、時々、無駄に放出される、色気ある眼差しや吐息混じりの声音の、成熟した大人の雄みのアップダウンについていけず、どこに本心があるのかもよくわからないため、個人的に、非常に得体のしれない恐怖を感じ、苦手さが増すのだろうなー。
こればっかりは、生理的なものなんで、しゃーない。

そんなワケで、終始、何が言いたいかというと、本当に申し訳ない話だが、狂児への「愛」が約1%くらいしかないオタクなので、成田狂児大生誕祭は、本当に、心から居た堪れなかったという、私的な覚え書き。
狂児には、聡実くんと出会えて良かったなー(何様)と、言ってやりたいが、将来的に、聡実くんを幸せにしてくれないならば、声を大にして言い続けたい。
「あんなん、運命的な出会いとちゃうわ。強制的に出会わせたんやろ」と。
狂児が、聡実くんを、運命的にあの合唱コンクールで見つけなければ、聡実くんは、また違う「幸せ」を見つけられていたかもしれないと思うと、やっぱり…
狂児に「愛」は、叫べへんねん…

共通語:遊ばない、遊べない 
大阪弁:遊べへん、遊ばれへん



▼何回見ても、眉間に皺が寄るところ。
・センチュリー車内カズコ〜「聡実くん、おやすみ」まで。
→綾野“狂児”は『大人の手練手管で聡実と向き合ってはいけない』と意識しているにも関わらず、上記のように、無意識で「ヒモ時代のテクニック、もしくは、仲良ぉなったお姉ちゃんに対して使うテクニック」を聡実くんに使用している時点で、この男、絶対に信用ならんな、と思う。

・893大集合カラオケ教室のくだり。
(状況+台詞)
①タンポポの兄貴の恫喝で、聡実くん、狂児の腕にすがりつく。
②「帰りたい」
③「怖ないて。みんな、子どもには優しいで」
(狂児)
①20%省エネモード真顔、微動だにせず。
聡実くんのほうを全く見ずに、それでも、聡実くんがビビったからか、真顔のまま、声だけで仲裁に入る。
②聡実くんに呼びかけられて、ようやくビビっている聡実くんに関心を向ける。
この時点で、次に発せられる台詞が「怖ないて」ということから、聡実くんが「ヤクザを怖がっているらしいこと」は、薄々認識できているっぽい。
③自分を含め、この場にいる893は、みんな「子どもに対しては」優しいと宣う。
多分、そういうことではない、と思う。
ここのシーンについては、そのあとの組仲間の歌唱を聞く場面は真顔、だけど、聡実くんの評価を聞くときは、聡実くんに意識が向いている。
というか、聡実くんしか見てない…
自分のなかで、ここは何回見ても、自分なりに消化しきれていないので、また多分、語ることになるだろうと思う。
よくわからん893の人…こわっ。

そういえば、狂児生誕祭の入場特典の原作者さまからの狂児への「長生きしてください」ってメッセージ、めちゃめちゃ笑いました! 他人事すぎて🤣
そして、聡実くん大生誕祭の時の綾野“狂児”ではないけれど、ニコニコな潤さんから、学生服に着替えての、真顔の聡実くんから狂児への淡々としたメッセージに、地元の会場から「ひゃあ〜、かわいい〜」大合唱で、もちろん私も情緒にビンタくらった感じになりました…
学生服のズボンの丈が、少し短くなってる?
すくすく成長して、ちょっとお兄ちゃんになった聡実くんの姿に、ただただ泣きそうになった…(おかんか)
地元の応援上映は、聡実くんファンが優勢だったので、肩身の狭い気持ちにならずに済んで良かったです☆