知の再発見双書を綴る

知の再発見双書で最初に入手したのは『マヤ文明』で神保町の古本まつりでのことだった。それがこのシリーズとの出会いでした。

知の再発見双書は人類の知的遺産を網羅しようとしたエンサイクロペディックな媒体でフランスのガリマール書店で創始されました(ガリマール発見双書)。

知の再発見双書の醍醐味とは何か。筆者が思うのは、貴重な図版が豊富で、部屋に居ながらにして、博物館や美術館にいるような感触を味わえるところにあり、まさにコンパクト版ミュージアムと形容できます。このシリーズは、歴史ものから、芸術、科学から文化史まで、ジャンルも幅広いです。遺跡や海外の博物館に行く際にも、スポットに応じた一冊をカバンに入れて持って行けば、よきお供になるに違いない。筆者が私淑する、松岡正剛氏は、ミニ・エンサイクロペディアと形容していました。

筆者の感覚では、古本市に行くと、ある程度の規模であれば必ず一冊は見つかる。運が良ければ何冊も、ということもあると思います。

公式サイトのリンクを貼っておきます。


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