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見た映画・ドラマ感想、さっきの投稿で書ききれなかった分、あと読んだ漫画(2023/11月)


①Netflixのウェス・アンダーソン短編シリーズ

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語、白鳥、ねずみ捕りの男、毒

色彩は好きなんですが、、、
いまいち頭に入ってこないな~面白くないな~どうしようかなと思いながら見てました。
ねずみ捕りの男を見始めたあたりからだんだん、このスタイルに慣れてきて物語に入り込めるようになった気がする。
ただやっぱりあまり印象に残っていない。

②マスカレード・ナイト

長澤まさみと木村拓哉が並ぶと安定感というか安心感?のようなものを感じます。
ホテルマンの山岸さんは今日もお客様の無茶ぶりにこたえます。
・ホテルマンは時間厳守
・ホテルマンは「できません」を言ってはいけない
そんなプロフェッショナルな山岸さんが今回、命が危ないところまでいきますが、ホテルマン意識のおかげで助かりました。
軽快なノリとスムーズなストーリー展開が楽しい娯楽映画。
暇つぶしに見るのにちょうどよいです

③インパーフェクト

Nefflixオリジナルのドラマ。
実験台にされた末に超能力を得た子どもたちが復讐(?)的な何かをしようとする最近、よく見る設定のドラマ。
打ち切りになったらしいが納得。ちょっとつまらなかったので。
既視感ありまくりだし、引き込まれるような雰囲気をいまいち感じきれず、完全にBGMにした作品。

④ムービング

これまた超能力者もの。
高校生パートが好きでした。
すぐに浮いちゃう男の子と怪我しない女の子。
どちらも親が過保護。
朴訥と描かれる、二人の苦労だらけな学生生活の話。
韓国ドラマでは親の絆というのが重要なキーワードとして描かれることが多い。
親との関係が色濃い文化のようで、
親に心配をかけてしまった、自分のせいで親に負担をかけてしまったと感じた時の子どもの表現が、時には胸が詰まるよう。
このドラマは途中で大人パートへとうつり、過去の出来事なども描きつつ、最後は高校生二人がいい感じに頑張り、終わる。

⑤殺意の道程

これが面白かったです。
バカリズム脚本だそうです。コメディサスペンスっていうんですかね。
父親が自殺に追い込まれ、その復讐を企てる二人組の話です。
二人はとても真剣に復讐(殺人)計画に取り組むのですが、真面目な馬鹿なので突っ込みどころ満載で、かなり頭がおかしいです。
井浦新は本当に復讐がしたいのかしたくないのかわからないような言動をしますが、本人はいたって真面目のよう。
バカリズムは井浦新に真面目に突っ込みをいれつつ、しかし彼自身もよくわからないことを言っています。
本人たちは真面目だけど客観的に聞いたらおかしい、というタイプの芸です。
それがサスペンス風ストーリーの中に組み込まれ、最後はなんだかいい感じで終わります。
見やすかったです。

⑥朝が来る

不妊治療がうまくゆかずに養子をとった夫婦。
若くして妊娠してしまい、仕方なく産んだ子を養子に出した女性。
彼らの物語を交互に丁寧に書いてゆく映画。
思い遣り溢れる言葉や、どうしようもならなかった状況や想いを丁寧に描いている誠実な作品。
娯楽として見るものではないかもしれないけれど、見終わったあとは登場人物たち全員を応援したくなっている。

⑦東京ヒゴロ(漫画)

東京ヒゴロ 1 | 松本大洋 | 【試し読みあり】 – 小学館コミック (shogakukan-comic.jp)


松本大洋の作品。2巻まで読んだ。
漫画家と漫画編集者のお話。
こういうのを描くようになったんだな、って感じ。
どうしてもピンポンのイメージが強くて。

⑧千年万年りんごの子

『千年万年りんごの子(3)<完>』(田中 相)|講談社コミックプラス (kodansha.co.jp)


1~3巻まで出ていて3巻で完結です。
青森を舞台に、言い伝えと風習に抗おうとするカップルを描きます。
お嫁さんの方が青森の子で、旦那さんの方が東京から来たよそ者、という設定。
民俗ファンタジーといったところ。
昔ながらの村の感じとか雰囲気ある漫画でした。


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