オランダで就職するコツ2

うまい話には注意


オランダで就職する裏ルート?!と思ったそこの人。
がっかりさせたら申しわけがないが、裏ルートというのはハードルが正攻法よりは若干下がる方法ということだ。裏技とも言えよう。
経験もないし、オランダ語も英語もできないけど就職したいです!と思ってもできるほど世の中は甘くない。

あるとしたら違法な職場とか怪しい会社かもしれない。ノービザで働き(いわゆる潜り)摘発されたらアウトとか、雇用条件がめちゃくちゃなブラック企業も存在するようなので、うまい話には気をつけてください。

では、そのハードルが下がる方法とは何か。(前にも書いたように就労許可のあるビザがある前提で)

1日系企業に就職する。
2多国籍企業を狙う。

1日系企業


日本人であれば最も易しいルートといえる。
私自身も日系企業で働いている。しかも友人の紹介だったので選抜の競争相手もいないし、ほぼ名ばかりの面接で入社した。

正攻法の就活でがんばっている人からすれば、インチキと言われるかもしれないが、よく考えていただきたい。

まともに正攻法で挑んで他の現地人に勝てる要素は自分にあるのか?

孫子の兵法にもあるが、自分に勝ち目があるなら正々堂々と主戦場に参加すればいい。戦わずに勝つやり方があるなら(友人からの紹介)、正攻法にこだわらないこと。

紹介があればそれが一番楽で確実だが、紹介でなくても商工会議所のHPに求人が出ているので応募してみたら良いだろう。

日系で働くことのメリット・デメリットは働いている経験から日々いろいろ感じることがあるので、これはまた別の記事で書く。

2多国籍企業


多国籍企業もいい。求められるのが英語だけの場合があるからだ。日系企業よりも高めの英語力を求められる。 
日系企業で使われる英語はどこか独特な感じがする。日本人同士が使う日本語っぽい英語というか…。

また、日系から外資に転職した友人から聞いた話だが、外資といっても本社がどこの国かで社風が全然違うので、自分と相性が良い外資をリサーチする必要があるという。

ここまで紹介した裏ルート(裏技)は、田舎に住んでいる人には難しいかもしれない。名の知れた企業は首都圏など都市部にあったりするからだ。

なぜ、とにかく入れる会社を狙うか


キャリアになるべくブランクを作らないことが大切。
正当な理由でもない限りその後の就職が厳しくなるからだ。正当な理由とは、例えば、勤めていた会社が倒産してしまい一時的に無職になったケースなど。これは割とよく聞く。

日本であればよく子育てはブランクの正当な理由として挙がるが、オランダではあまり理由にならないかもしれない。オランダの女性は基本的に定年退職するまでずっと働き続けるのが一般的だから。

とりあえず入ってからその後どうするか考えてまた転職すればいいのだ。