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教養とは?をまず考えてみる #1

教養に関するマインドマップ

教養とは「自由な学びから得られる心の豊かさ」である。

それが、今回下記の書籍を読んで得られた結論です。

【引用・参考文献】
レジー 「ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち」 集英社新書、今井むつみ 「学びとは何か 探求人になるために 」 岩波新書、齋藤孝 「偏愛マップ」 新潮文庫、若林正恭 「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」 文春文庫

社会人になってはや10年以上が過ぎ、社会人生活を振り返りました。自分は何をどのようにして学んで来たのでしょうか。頭に浮かぶのは、先輩社員や得意先から教えてもらったことの数々・・あれ、あんなに必死に読んでいたビジネス書の内容があまり思い出せない!(習慣として自分に定着していることはあります)

学生時代から小説を中心に読書が好きで、今でも読書習慣は変わらず。しかし読む本はビジネス書が中心となっていました。

時間をかけて読んだ内容がパッと思い浮かばないことに恐怖を感じつつ、一方でこの気付きを今後へつなげたいと考え、年末年始に「教養とは?」を考えてみました。

まず、自分の中で痛感したのが「不自由な学びをしていた」ということです。社内で評価されたい、できる男として見られたい、仕事の効率を高めたい、、、動機として不健全だとは思いませんが、自分以外の何かに追い立てられながら必死に話題本を読み漁り、話題のビジネス用語を使うことが自分を豊かにしていたのかは疑問です。

読書アプリを活用して読んだ本を記録しているのですが、読んだビジネス書は今ではもう書店に並んでいないようなスポット的なものばかりで、とっかかりにくいけれどロングセラーとして読み継がれている本は少数でした。学びたいけど時間はかけたくない、まさに「ファスト教養」です。娯楽としては楽しいのですが、大半は生きた知識として身に付いていません。もちろん、私の学び方にも問題はありました。明確なゴールイメージを持たずにインプットばかりしていても、何も生まれません。できる男!ってなんだよって話ですw

今後、何をどのように学ぶか、それを考えるスタートとして「自分軸」を作る必要があると考え、下記内容を言語化し書き出してみました。

・自分が過去好きだったこと、熱中していたこと
・今の自分につながる学びを得た経験
・将来自分はどうなりたいか etc

ここで見えてきたキーワードは「偏愛」です。生涯を通じて好きなこと、学生時代に熱中したことに自分のルーツをみました。それが今後の人生に大きく作用するということにも気がつくことができました。細かなハウツーでは辿り着けない、大きな可能性がそこにあるはずです!

他者が設定する価値観は、状況によって変化します。コントローラーは外部です。自分自身に根ざす価値観は、自分がコントローラーです。そのように考えた結果、「教養とは自由な学びから得られる心の豊かさ」という内容がストンと腹落ちしました。

マインドマップでは、そんな気づきを得た自分を中心に教養を考える上で必要だと思うワードを書き出してみました。この考えをベースに、自分なりの「自由な学び」をこれから発信していきます。

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