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思いつかないがネタ

皆様はいかがでしょうか。私はアドリブが効くときと効かないときの差が、結構激しいタイプかな、という自己評価です。

話の流れの中で、咄嗟にコメントを求められたとき。
面白い小話の中、話者からオチの予想をふられたとき。

気の利いたジョーク、相手を思わず唸らせるオチ、感嘆の溜息をつかせるひとこと…。即座に、軽妙に返すのは至難の業ですね。
相手の話をよく聞いて理解しておくのは前提として、自身の引き出しも数多くそして深く持っておかなければならないでしょう。
場の空気を掴むことも必要でしょうし、自身のキャラクターともマッチするような言葉選びをしたいですね。

そのような時、タイトルを緊急避難として使うのはアリだと思うのです。
「思いつかないな、教えてよ」と素直にストレートに返すのもよし、複数人でのトークならばさらに別の人にパスしちゃうのもありですよね。
いっそのこと、「思いつかない」を前面に押し出し、自身のキャラクターを作ってしまうのも面白いですね。アドリブが弱いキャラクターを固定させてから、首尾よく思いついたときに、狙いすました一発をカマす!周りのどよめきが想像できて、書いている私もうれしくなってきました(笑)

こんな感じで、タイトルの言葉って何かとネガティブなイメージがありますが(私だけ?)、決してマイナスな表現ではありませんよね。
ただ、これは「アドリブを求められる場面」での話かな、とも。

前提として、ある程度の期間をもらえた場面では、何かしら感想なり意見なりは用意できるはずですし、するべきかなと思います。「読書感想文の提出、今月中に」「来週ミーティングするから、状況報告と対策の提案を」「来月旅行、興味あるスポット上げておいて」…
どの場面でも1~2回くらいなら、ギリ許されますかね?むしろ読書感想文で「思いつかなかった」とか、一回くらい提出してみたかったかも(笑)
いずれにせよ、何回も同じというわけではいきませんし、マイナスの評価を下されることは覚悟しなければならないでしょう。覚悟すればいい、という話でもないですしね。

また、あるテーマについて全くの制限を設けない場合、いわゆる「ブレーンストーミング」というやつですが。この時も、まったくしゃべらずに意思表示をしない、というのも問題ですかね。強い表現をするのが苦手なので、どうしてもフワッとした否定になってしまうのですが(汗)
あるテーマが示されたときに、本当に何も思い浮かばない、なんてことはないと思うのですが。意見にある程度のレベルを求められる場合は別ですが、自由に発言してよいし、出た意見は否定されないですからね。
思いついたことをそのまま口に出せばよい、というのが逆にプレッシャーになる、ということですね。いつもの私ですね。

「思いつかない」って、相当に少ないシチュエーションだな、と思います。この駄文にしたって、それこそ「思いついた」ことをダラダラと書き連ねているだけですし。
ここまで書いていくと、翻って「『思いつかない』をネタとして昇華させることができる」、というシチュエーションを想定できるのかもしれない。

日夜、ネタ作りに励んでおられる皆様。作家、芸人、クリエイター、アーティスト、発明家、研究者。職業としては別でしょうが、「創造」しておられる皆様。本当に、お疲れ様でございます。


『ネタが思いつかない』


#言葉遊び #並べ替え #散文 #随筆 #だらだら

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