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自分の強みの伸ばし方

ちょうど3年くらい前のこと。
とあるママさんがSNSで「ストレングスファインダー」の投稿をしておりまして。

なんだそれ?

簡単にいうと「自分の才能や強みを見つける診断」のことらしい。
どの才能がよくてどの才能が悪い、というものではなく「自分に備わっている才能の種類に気づいて、それを伸ばしましょうよ」というもの。
なんか優しさ満点の診断やん…

どうせなら良い方に目を向けたいよね

ちなみにそのママさんは明るくて社交的。
広報せいよを毎回読んでくださっていて、ポジティブな反響をくださる方で、個人的にはとても励まされていました。
その上いつも何かに挑戦されていて、書き込みを拝見するに「ストレングスファインダー」のコーチ?か何かのお勉強をされているという。

  • ストレングスファインダーで分かる資質は全部で34種類

  • 上位15番目くらいまでが自分の資質として意識できる才能、強みの元

  • 全ての人がそれぞれの才能や資質を持っている

  • TOP5の資質は息をするかのごとく無意識に使っている、自分の当たり前の才能

調べてみると、上記のようなことが分かって、これはなかなか興味深いなあと。
私もやってみたい、ということでそのママさんに連絡をとり、いざ実践。

177問(多…!)の質問に答えていくよ

スマホで専用サイトに飛び、選択方式の質問に答えていくのだけれど、30分程度時間がかかるので時間があるときに挑戦されることをおすすめします。
ちなみに私がやったのは有料版で34の資質全ての順位がわかるもの。
確か6000円程度でした。
で、結果がこちら。

解説もついてくるよ

ママさんに「こんな結果でしたー」と見せたところ、どのような傾向があるのか詳しく教えてくださいました。
当時のメモを振り返ると…

  • ないものねだりではなく自分の強みを磨く(下位資質をどうこうしようではなく上位資質を生かす)

  • 1~10位の資質を強化する

  • 「強み」は時に「弱み」にもなりうる

  • 褒められても「まだまだ」と本心で思っているから否定的な返答をしてしまうと思うけど、それは「もっともっと」と上を見てしまう最上志向のせい。相手からの誉め言葉はプレゼントと同じだから「ありがとう」と受け取って。そして自分で自分をほめてみて

  • 適応性は「海の中のコンブ」。今のベストを設定していく人で柔軟性があってイレギュラーなことが得意。変化を受け入れることがうまい。自由度が高い環境でこそ生かされる資質

  • あれだけ広報でご活躍だったからコミュニケーションが上位に入ってくると思ったけれど。それが上位になくてもできていたのは適応性のおかげかも

  • 活発性は「思ったことを今すぐしたい」人。1歩が早くてどんどんやっていく

  • 自分以外に「戦略性」がTOP10に入っている人に、初めて出会った

  • 上位資質に「実行力(紫色)」「人間関係構築力(緑色)」「戦略的思考(青色)」「影響力(オレンジ色)」の全てがバランスよく入っている


例えば「最上志向」という資質。
これは日本人に最も多い資質らしいのだけれど(アタイ、THEニッポンジン)強みとして生かせた場合は、

  • 高い向上心で今あるものをよりよくしていく能力に長けている

  • 自分は何が好きで何を極めていくか、それがいったん決まるととてつもないスピードで能力が伸びていく

  • 得意なことを誰もまねできないレベルまで到達させる可能性がある

  • 優秀さを発見する高性能なセンサーを持っている(人の得意なこと、長所や強みに気付ける)

  • 強みを生かし、自分や組織を平均以上に引き上げることができる

ということにつながるみたい。
逆に弱みとして出てしまった場合は、

  • 軽いミスでも自分を責め、必要以上につらい思いをする

  • 100点でなければやる意味がないと考えている

  • 周りの人に対しても要求が高く、厳しい人として敬遠されることがある

  • 褒められても「そんなのできて当たり前」と感じ、素直に受け入れられない

というものが表に出てきてしまう。

身に覚えがありすぎてつらい…


ではどうすれば、資質を「強み」として使えるか。
これは、自分自身の上位資質をかけあわせて、意識的に使っていくことにヒントがありそうです。

例えば「最上志向(1位)×ポジティブ(6位)×成長促進(7位)×収集心(9位)」。

最上志向は他資質を最善の状態で引き出すことにもつながるため、楽観的な「ポジティブ」と、他者の成長に関心のある「成長促進」、そして情報を集めることが好きな「収集心」にもかかってくると。
だからこそ相手のよいところを見つけたり、相手の成長のために声をかけたりができるのだと。

できてるのかな…(最上志向のわるいクセ)


「相手ができていること」や「その人ならではの強み」に気付けるから、それを相手に伝える。
そうすることで自分の資質を弱みではなく、「強み」として使えるようになると。
なるほどなぁ…。

と、上位資質をどう生かせばよいのかまで落とし込んだのですが、さすがにこれ以上は「自分語り乙」状態なので、割愛とします。

というかストレングスファインダーの結果を掲載するのって、自分の丸裸をさらしているようで結構恥ずかしいなぁなどと。

方言でいうところの「めんどしい」というヤツね


3月は人事異動がある時期。
動いても動かなくても、自分の強みや才能に気付けるのは、大きな一歩となるかもしれません。

自分らしく、よりよく生きていくためのきっかけとなるストレングスファインダー、おすすめです。