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Neil Young "on the beach(渚にて)"

 今日は学校もバイトも休みで特にすることもなかったので、新宿のディスクユニオン周回をした。時間があればお金を使うことばかり考えてしまうのは昔から変わらない悪い癖であり、いつまで経ってもお金がたまらない直接的な原因である。

今一番欲しいのは sly&the family stone の fresh と aretha franklin の young, gifted and black なのだが、これが本当に見つからない。見つけてもusオリやらなんちゃらでとてもすぐに買えるような金額じゃない。レコードブームの弊害である。早く過ぎ去ってほしい。

そこで今日はこの大好きなアルバムを買うことにした。

商業的に大成功を収め、作風としてはストリングスやオーケストラを用いたやや派手目だった前作 Harvest に比べ、バンド中心の全体的にスッキリしたロックアルバムとなっている本作は個人的ニールヤングベストアルバムの中でも3本の指には入るお気に入りのアルバム。

他のアルバムに比べてバンドの演奏がとてもまとまりがよくタイトな仕上がりになっている印象があったが、今回初めてクレジットを見てザ・バンドのリヴォンとリックダンコの名前を発見し「そういうことか!」ととても納得が行った。他にもクレイジーホースの面々やグラハムナッシュの名前も。あとはニールヤングのギターがめちゃくちゃ調子いいのも注目すべきポイント。

ニールヤングのブルース進行の曲の中にメジャーセブンスとかメロウなコード入れてくるやつが好き。ニールヤングの最大の魅力はやはり声だと改めて思う。甘いとは違うナイーヴで怒りとか悲しみがよく馴染む甲高い声。声の高いおじさんってみんな良い。トムヨークと声が近いと思っている人は僕だけだろうか。


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