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【5人家族都心ヴィンテージマンションリノベ記】ショールーム巡りキッチン編:田中工藝

キッチンショールーム訪問。最後となった4社目はオーダーキッチンメーカー田中工藝さんへ。
実は、今回リノベするにあたってのリサーチで、偶然Threads→Instagramで存在を知った、とってもセンスのいい建築士さんがいた(今回のリノベで、特に参考にさせてもらった方が何名かいるのでまたまた記事を改めてご紹介したいと思う)。彼の施工例で頻繁に出てくる"田中工藝"さんのキッチンにすっかり魅了されていたということもあって、今回こうしてアテンドしてもらったSR訪問の日を心待ちにしていたのだ。


各社に伝えた"私のイメージする理想のキッチン"

✔︎Ⅱ型キッチン
✔︎リンナイ4つ口 or ハーマンのステンレス3つ口、ステンレスコンロであること
✔︎ガスオーブン
✔︎Mieleの食洗機(60cm)設置
✔︎作業&収納スペースをたっぷりとれること


詳細は記事に記録

今までみたキッチンSRの中で群を抜いた美しさ!

期待に胸膨らませてやってきた田中工藝SR。
実物のキッチンを目の前にすると、もう本当に美しくてセンスがいい。なんというか、好みドンピシャ。

このマットな質感、真鍮取手、ユニット毎稼働できる無垢の引き出し
(引き出すと上部をカウンターにもできる)全部大好き。

それもそのはず、さすがはオーダーキッチンメーカーということもあって、キッチン界の上質OF上質のような素材があつまっているのだ。ここでの出逢いもたくさんあった。

取っ手一つでも好きなものを設置可能

取手はどんなものでもつけられる。
お客さん自身で探してくれたお好みのものもつけますよ、とのこと。

インテリア感高まるリブパネル

美しいリブパネル。なんとこの角をアール(曲線)にすることも可能。
これにはとても心惹かれて、最後の最後まで悩んだ。

●●●●●の衝撃的機能!

これはなんだと思いますか?

オトナもこういう遊び心大事。

なんと、BOSCH(食洗機)の洗浄に要する残時間が、本体の液晶パネルではなく、床をスクリーンにして表示されると言う画期的機能。金額も通常の液晶パネルと変わらないとのことで、こんな遊び心家でもやってみたいですよね。

ステンレスの種類一つとってもこんなにたくさん

ステンレスひとつとってもこれだけ種類があるとは!

「こんなに美しいステンレス、見たことない!」思わずそう言葉が漏れた。写真一番上もステンレスの一種。通常ステンレスは1mlのシートを研磨したものを板に巻きつけているものの、この一番上のステンレスに関しては研磨が細かすぎるので、シート状にすると破れてしまうため分厚いステンレスブロックそのものに研磨をかけるそう。
あまりの美しさに、「これから目が離せないのでこれにしたいのですが、一体お値段はおいくらでしょうか・・・?」と恐る恐る尋ねた。
1面あたりで100万円程度、とのこと(記憶違いだったらごめんなさい)。もう完全に予算オーバーなので、聞くだけで即却下。
ちなみに、ステンレスの塊そのものを使用することもあって、当然重さがかなりあり、搬入にも相当な人数が必要になるそうです。

メラミン以上の面材:FENIX

見よ、この淡く美しき色

田中工藝SRでもう一つ目を見張るほど美しいな、と感じた素材がある。それが、このFENIX社の面材。メラミン以上の丈夫さを誇り、リペアが可能でFENIX(不死鳥)というその名が物語るように、"蘇る"のだそう。私、そういうのにすごく弱い。

通常の国産メーカーのメラミンと比べると、輸入材料ということもあって当然お値段も高い。ですが、いいものはいいですよね、やはり。

今回学んだこと&次回活かしたいこと

キッチンSR訪問もこれで予定する会社はおしまい。

最後の最後に、とんでもない美しいものをみさせてもらって、さらに悩みは深まるのだった。
頭の中は「もう絶対田中工藝!」とは思うものの、恐ろしいのが費用。。。でも、「いいものみたら引き下がれないじゃない」というのが私。結婚式の時もそうだったのだ。

何はともあれ、あとは見積もりを待とう。そう心に決めるのだった。

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