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【5人家族都心ヴィンテージマンションリノベ記】B社の初回プランニング提案

前回の記事では、A社とB社、2社に依頼した現地調査について書いた。
現地調査を経て、最初に動きがあったのはB社の方。A社は、調査内容を経て3週間後に見積もりの提示と合わせてプレゼンとのこと。B社の場合は、現地調査後見積もり提出の前に、まずは素案をプレゼンし、両者方向性のすり合わせをする場があるそうで。そんなわけで、私の人生初のリノベプレゼンを受けにB社オフィスを訪ねた。


B社のプレゼンは今回設計を委託する建築士の方が中心になって行われた。「あの不自由の多い自宅が、プロによってどのように生まれ変わるのだろう・・・」そうドキドキしながらプレゼンを受けた。

人生初のリノベプレゼンはいかに・・・!?

バーンと提示された斬新な図面に、思わず笑みが溢れてしまった。すごい、プロは凄すぎる・・・!抜本的な間取りの変更に、素直に感動した。

B社による提案内容

まず最初に要件定義から。
これまでの打ち合わせで伝えてきた、現状の家で課題に感じていること、そしてそれを踏まえて実現したいと思っていること、その整理から。

眼から鱗。さすがプロの提案と唸る。

●うちの間取りBefore

間取り:Before

●B社の初回打ち合わせを踏まえた案のうちの1つ

B社の間取り:After(イメージ)

B社が今回委託した建築事務所は、「回遊する間取り」というのを一つ大切なコンセプトとして設計をしているそう。この画像はB社から提案してもらった間取りを原型にイラストに置き換えたものだが、キッチンやランドリー、脱衣室などあちらこちらに出入り口があって、人が行き来がしやすくなっている。
グレーの方は所謂家事周りのスペース、そして来客時などを想定して、生活感をできれば見せたくないと考えたときにも非常に合理的に設計されている。
何より一番感動したのが、既存の家でもっともストレス要因の大きかった「洗濯周り」について。洗濯機を思い切ってここのベランダ側に設置することで、無駄な動線もなくなる上、仮に部屋干しをすることにしても左側(グレー)で隠すことができる。これはすごい!と感動。

この間取りをベースに合わせて4パタンほどプランを考えてくれ、どれも甲乙付け難い斬新な案だった。この提案を受けたときの私の気持ちは率直に、「すごい!ここまでやってもらえるなら、もうぜひ、B社にお願いしたい!」といっきに盛り上がってしまった。

とはいえ金額は全くわからない。ここでの判断は純粋に間取りだけの判断だ。ここから1週間後にA社の提案を受けるわけだが、そこで知る想定外の展開に、私たちの気持ちも予想外の方向へ変わることになるとは。。。。

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