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新潟への帰省

新潟駅のヴィドフランスでこれを書いている。

新宿から中央線で東京へ出て、東京からMaxときに乗って新潟まで。近々なくなるという噂の二階の三列席に座り、ホームのキオスクで買った万世のかつサンドを食べた。テレビ東京のカンブリア宮殿でドキュメンタリーを見て、機会があったら食べようと思っていた。たいへん美味しくいただいた。

念願叶って大変満足しているけれども、カロリーを調べたら一箱673kcalもする。

ある程度覚悟はしていたけれど、1日の目標値のほぼ半分がそれで終わってしまう。今日はもう早々にカロリーを考えるのをやめた。ちなみにYさんは同じものと、鮭はらみの高価そうな包装のおにぎりも食べていた。ますますメタボが進む一方だ。

東京始発の新潟行きは、自由席で出発直前でもあっさり余裕で座れた。同番線発の後発の東北新幹線盛岡行きの乗客はすごい行列になっていて、なんか報道の腕章つけたカメラとリポーターが帰省ラッシュの取材してたりするのを見かけた。昨夜のライブで岩手県民の友だちが、私たちが今日明日で新潟に帰省するという話をした時に、新幹線の混雑をひどく心配してくれた理由がよくわかった。

上越新幹線なんて、せいぜい群馬県民(高崎とか)と新潟県民と、いるかいないかのスキー客くらいしか乗らないわけで、需要の度合いが東北新幹線とは全然違う。

おかげでいつでも東京から乗りさえすれば確実に座れるので、そこはむしろ新潟でよかったと思う。あとそんなニッチな需要を私情ゴリ押しで実現してくれた田中角栄に毎年感謝する。

東京は今日も快晴だったけれど、トンネルを抜けた先の浦佐とか湯沢あたりは吹雪いてホワイトアウトしていた。そして目的地の新潟市はといえば、雲の合間に青空が見えて、瓦屋根にうっすら雪化粧。このレベルでよかった。でも完全防備で来たのにやっぱりすごく寒い。着込み過ぎたかと思ったけれどちょうどよかった。シカゴ旅行以来のユニクロのダウンコートをひっぱり出して正解だった。

それというのも昨日の下北沢の帰りが動くのもやっとというくらい、東京にいるはずなのに新潟と変わらないんじゃないかと思うくらい寒かったので、それを踏まえた装備にしたのが功を奏した。


今はYさんと別行動中。Yさんは中古レコードを求めて紫竹山にあるオーディオハウスに行った。

新潟駅構内のヴィドフランスで光サイフォンのコーヒーを飲みつつ荷物番をしつつの待機。ゆっくり電子書籍やフヅクエのブログを読んだり、こうしてnoteを書いたりできてとても有意義な時間が過ごせている。

スマホをいじっている人=退屈している人、と思われるのはいい迷惑だなあと最近とみに感じていて、そう思うのはこれまで自分がそういう様子の人をそういう風に認識していたからなのだけれど、たとえば街や電車なんかでスマホでゲームに熱中している人だって、けして暇つぶしの手慰みにやっているわけではないのかもしれない、限られた時間の中でその瞬間にその行為をすることがその人にとって有意義な充足した時間が過ごせているのかもしれないわけで、傍からから見ただけでは、実際のところのことは当人に確かめないことには判らないものだと思った。

だからなんだかそういう風に勝手な思い込みで他人のことを決めつけないように気をつけようね、と自戒。


今Yさんから連絡が入り、残念ながら釣果はなかったとのこと。合流したら新潟みやげを買って、昼ごはんを食べて、父の迎えで実家に帰る。


ちなみに写真の東京ぱりわさび、キオスクで往路のお供にと思って衝動買いしたけれど、かつサンドのカロリーを知って食べる気が失せた。ちょうどよいので少食な父への東京みやげにしよう。


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