恋活婚活がうまくいく!川瀬流トークの基本8選 その4
『自己開示』
コミュニケーションにおいて、僕が最も大事にしている一つは、自分を開示すること(「自己開示」)です。
なぜ自己開示が重要なのでしょうか。
うちの学校のセミナーに参加して下さる方々で、
過去に「同じ職場、同じ学校、友達の紹介」でお付き合いしたことがあるが、
「街コン・合コン・婚活パーティー・ナンパ」などでうまくいかないという悩みを持つ方が多い傾向にあります。
それはなぜなのでしょうか?
「同じ職場、同じ学校、友達の紹介」にあって、
「街コン・合コン・婚活パーティー・ナンパ」にないものはなんでしょう。
ずばり、信用と時間です。
例えば、あなたが中学生の時、自分たちが北中だとして、「南中のやつらうぜーよなー」みたいに、よくわからない敵対心を持っていたりしなかったでしょうか?
同じ学校や同じクラス、同じ職場という、「信用」や「安心感」がここにはあるからです。
また、もしあなたが同じ職場の女性に対して、最初の印象が悪かったとしても、同じ職場で仕事をしているため挽回できる「時間」がたっぷりあります。
それに比べて、
例えばあなたが婚活パーティーに参加した場合、
そのパーティーで会うのが「初めまして」の女性です。あっちもあなたのことをどこの馬の骨か何も知りません。
さらに、婚活パーティーなどは、「5分で席替え」をしていくスタイルだったりするので、最初にコミュニケーションがとれる「時間」がとても少なくなってしまいます。
もし最初の10秒の印象が悪かった場合、たったの5分だと取り返すことは限りなく不可能になってしまうのです。
では、どうやって初対面の人から「信用」を獲得できるのか?
それは「自己開示」をすることによって可能になるのです。
自己開示をわかりやすく言えば、ビジネスシーンで言う「名刺交換」です。
ビジネスシーンでは、名刺交換をするくせに、プライベートシーンでは、なぜか自分を隠したがる方は少なくないのではと感じています。
では、女性とのコミュニケーション・トークの場でどのように自己開示を使っていけばいいか、
例えば、あなたが合コンに呼ばれたとして、相手の女性メンバー全員のことを何も聞かされておらず、初めましての出会いだとした場合、
まず最初に、こんな質問をしたくなるのでしょうか?「皆さんは、どんなお集まりなんですか?」と。
ここで考えなければならないのは、相手の女性陣もあなたと同じことを思っているわけです。
ですので、まずこの場合は「自分たちから名乗る」ことが、自己開示コミュニケーションになります。
もし、あなたから先に質問をした場合、
あなた「皆さん、どんな集まりなんですか?」
相手「同じ会社のOLです」
といった具合に相手が自己開示してくるでしょう。
もし、あなたが先に名乗った後に質問した場合、
あなた「初めまして!僕らは渋谷にある〇〇という会社で同じ営業部で働いてるメンバーです」
「皆さんは、どんな集まりなんですか?」
相手「私たちは、新宿にある不動産会社で働いている同期です。」
といったように、より具体的な内容で、あなたが先に名乗ったレベルに近い返しがあるかもしれません。
それは、返報性の法則が働いていると言えます。
人は、何かしてもらったら、お返しにしてあげたくなるもので、
あなたが相手に自己開示すればするほど、相手はあなたのことを信用し、相手も自己開示をしてくれることでしょう。
さらに、自分の弱みだったりコンプレックスを開示すると、より相手との距離が縮まります。
ただ、ここで注意点ですが、前回お伝えした会話のキープ率通り、基本的に女性7割・男性3割です。
自分のことを話しすぎることとは、少し意味合いが違うのでお気を付けくださいね。
相手の信用を獲得することを目的にした自己開示を意識してやってみてください。
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