⚫︎やりがいは見つけるもの
やりがいがないと思うことありますか?
仕事をしていて、やりがいがなくつまらないと嘆くことあると思いますが、やりがいの言葉の意味を理解しないことにはいくら転職したとしてもやりがいを得ることは難しいと思います。
というのも、
やりがいとは、あるのもではなく、見つけるものだからです。
つまり、やりがいというのはどんな仕事(犯罪は除く)にも必ずあるものなのです。
そもそも「やりがい」という言葉の意味は人によって変わります。
例えば、この仕事によって満足する給料を得られることがやりがいだと感じる人や、誰かに喜ばれる仕事をしていることをやりがいと考えたりと人それぞれにやりがいの基準は異なるのです。
やりがい=報酬については簡単なことで仕事に対する報酬が満足いかないのであれば別のことをして満足する報酬を得ればいいのです。
一方で誰かに喜ばれることをやりがいと考える人は考え方を変える必要があります。
根本的な問題としては、やりがいという誰かに喜ばれることの可視化ができないことにあると思います。
工場勤務をしていて、毎日同じ仕事を繰り返し行うとやりがいがないという風に感じる人がいますが、本当にそうでしょうか?
では、実際にあなたが作った商品はその後どうなるでしょうか?
工場からお店に到着します。そうすると、まず生産した会社にお金が入ります。会社はありがたいと思うはずです。その次に商品を仕入れたお店がお客様にそれを買ってもらうとお店にお金が入り喜びます。最後にその商品を買ったお客様が「これ欲しかったんだよね」と言い喜びます。
直接感謝の言葉は述べられてはいないものの、あなたが作った商品にはこれだけの喜びがあるのです。
そして、その感謝のお礼として給料が支払われるのです。
しっかりと自分が考えるやりがいはあるのです。
やりがいという言葉の意味を理解していないだけなのです。
誰かに喜んでもらうという意味では生きているだけでやりがいはあります。
生きているだけで発生するものがあります。
「税金」です。
生きるだけでは発生するこのお金は、さまざまなことに使われています。
教育を受けることができたり、病院の治療費を一部負担していたり、安全に歩けるように道路を整備したり。
自分が生きて支払っているお金で誰かが喜んでいるのです。
こう考えると、生きていること自体が既にやりがいがあることと思えるのではないでしょうか?