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完璧を目指すと損する理由


物事を完璧にこなそうとすることは悪いことでしょうか?

個人的には理解できる部分があるので悪いと思いませんが、損していることが多いのが完璧を目指すことであることを実体験で学びました。

例えば、先生や会社の上司に見せる書類について。
途中でもいいから見せてと言われた経験はあるでしょうか?

完璧を目指す人は、「まだできていないのでできたらお持ちします。」と言います。

なぜなら、完成してから見せたいから。

完璧を目指す人はできたものを見せたがります。
その理由としては、進捗状況が良くなく怒られてしまうのではないか、間違ってたら指摘されてしまうのではないかと気にしてしまうのです。

自分のことです。

自分のことを無意識にでも高く見せたいのです。悪く見られたくないです。

自分はできるんだと言うアピールをしたいのです。できないのに。そして先生や上司はそんなことを思っているほど暇ではないのに。
本当に被害妄想でしかありません。

先生や上司が途中で見る目的は状況把握をしたいからです。

状況を確認することで今後どういう対策をすればいいかがわかります。
もし、ハプニングが起きても途中で確認できれば被害を減らすことができるので先生や上司のためにも途中で書類を見せるべきなのです。

見せないことの代償があまりにも大きいのです。

見せないことの最大のデメリットととしては、

時間が多くかかることです。

例えば、試験勉強でわからない問題が出た時にどっちが効率がいいでしょうか?

・時間を使って考える
・先生に聞く

断然先生に聞いた方が効率がいいです。
正解を知っているからです。

時間を使って考えたところでわからないものは分かりません。

でも、当時の自分は先生に聞かずに自力で時間をかけて正解を目指そうとしました。
わからないことが恥ずかしく思うし、なんか自分が問題に負けたというプライドがあったのです。

その結果、結局わからず無駄な時間を浪費して受験に失敗して浪人しました。 

うまくいかない人は、人に頼ろうとすることができません。そして完璧を目指して完璧にできないで時間を損してしまう。

これが完璧を目指すことの1番のデメリットです。

もちろん、何か自分で行ってて一人でやり切りたいと思う方は全然いいのですが、他の人が絡むことについては人間関係にも影響が出てくる可能性があるので早めに聞いておいた方がいいです。

また完璧を目指すと自分へのストレスにもなってきます。

毎日やると決めたのに仕事が忙しくて出来なかった時とか。

結局は完璧を目指すと自分を縛り付ける行為なのです。
ほとんどの人間は意識が弱いのでそもそも完璧を目指してはいけないのだと思います。

もっと気楽に考えて柔軟に対応していけばいいと思います。



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