見出し画像

最近読んだ本(2024年6月)

6月も終わり、7月が始まりました。せっかくなので、2024年6月に読んだ本をまとめておこうと思います。


小説

葉桜の季節に君を想うということ

最近、本屋でおすすめされている小説。元探偵の主人公が霊感商法事件の真相に迫る推理小説。回想形式で複数の事件を扱うので、中だるみせずに最後まで読みことができる。読後に何をするにも遅すぎることはないと思える。

死んだ山田と教室

スピーカーに憑依した山田とクラスメイトの関係を描く小説。友達やクラスメイトなど他人との関わり方について考えさせられた。

アルジャーノンに花束を

少し前に話題になった本。知的障がいを持つ主人公が手術を受け、天才へと変貌を遂げる。主人公の「経過報告」という形で物語が進行する。はじめはひらがな、誤字脱字ばかりだった経過報告がだんだんと高度なものに変化してゆく。この変化は小説だからこそ表現できるものであり、原文でも読んでみたいと思った。

明智恭介の奔走

屍人荘の殺人シリーズの主人公、葉村譲の先輩である明智恭介が主人公の推理小説。屍人荘の殺人シリーズがゾンビや未来予知などSF要素のある推理小説に対して、「明智恭介の奔走」のジャンルは殺人やSF要素の無い短編の日常の謎である。


少年の日の思い出

おそらく皆さんの多くが義務教育の国語の授業で読んだことのある小説。ある意味最も有名な小説である。ただ、教科書に載っている「少年の日の思い出」とは翻訳者が違り、表現やニュアンスが異なるため原文でも読んでみたいと思った。大人になってから読むとまた違った発見があるためおすすめ。

その他

ソフトウェア開発現場の「失敗」集めてみた。 42の失敗事例で学ぶチーム開発のうまい進めかた

タイトルの通り、ソフトウェア開発工程で発生する失敗の事例をまとめた本。実例や対処法がまとめられており、ソフトウェア開発に携わる人だけでなく、ソフトウェアを発注する人にも読んでもらいたい本

世界は経営でできている

日常生活を経営視点で見直すことを目的とした本。家庭での目的意識や無能上司が生まれるわけなど、取り扱っている題材や説明は面白く役に立つと感じたが、経営の説明が少なかった点が少し残念。ほかの経営の本を読んでからまた読み直すと面白いかも

電源回路の「しくみ」と「基本」

AC/DCコンバータ回路など電源回路について学ぶことができる本。電源回路だけでなく、トランジスタやツェナーダイオードなど電子部品の働きや計算方法についても学ぶことができる。

おわりに

6月に読んだ本はこんな感じでした。ネタバレを気にするあまり日和った紹介になってしまいました。気が向いたらネタバレを気にせずにもっと詳細に、本の感想を投稿したいと思います。

6月中旬から更新ができていなかったので、投稿頻度を増やせるように頑張りたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?